「Synergy徹底解剖&弾き倒しセミナー feat.Syu」イベントレポート!
※こちらの記事は2019年3月18日掲載のコンテンツを再編集の上公開しております。
去る2018年12月1日に池袋ロックハウス4階OMスタジオにて行われた「Synergy徹底解剖&弾き倒しセミナー feat.Syu」の様子をレポートします!
昨年のNAMMショウで発表され、大変な話題となったSynergy。これまでにも見られたような形の「モジュール式」の機材ではありますが、これまでに無い画期的な機能と拡張性を持たせたものでもあります。
その詳細をSYU氏をお招きし、じっくりと語り、弾き倒して頂きました!!

のっけから1曲。テクニカルかつミュージカルなプレイにあっという間に会場は飲み込まれてしまいました。
SYU氏のプレイとSynergyのVH4モジュール+SYN1の組み合わせで、ピッキングのアタック、手元のニュアンスもフレーズにしっかりと乗っています。


モリダイラ楽器鈴木氏との掛け合いで具体的なSynergyについての説明をして頂きました。

特筆すべき特徴は2つ。
1:Diezel、Soldano、Friedmanなど錚々たるブランドのアンプデザイナーが直々に開発に関わったモジュール。

2:既存のアンプにSynergyを「取り込んで」使用可能。今お使いのアンプにSynergyのチャンネルを「足す」イメージ。

今回は実際に会場常設のMarshall JCM2000 DSL100にSynergy SYN1+モジュールを「取り込んで」デモンストレーションして頂きました。
こうすることで現在使っているシステムに無理なく欲しいサウンドを足すことが出来ます。
また各モジュールも真空管搭載であり、そのモジュールを挿入したSYN1もしくはSYN2は真空管プリアンプとなるため、ソリッドステートやデジタルモデリングでは出し得ない至高のチューブサウンドを作り出すことに成功しております。


Marshallのクリーンチャンネルとの併用においても、双方違和感無く自然に行き来が出来、サウンドの幅が広がります。
この日は様々なモジュールを試しながらなんと5曲もデモ演奏を行って頂けました。贅沢ですね!


ご来場のお客様もみな一様にご満足頂けたかと思います!
その後は質疑応答などもじっくり、丁寧に、時に脱線しながらも(笑)、トークして頂き、笑いの絶えないまさにエンターテインメントに徹したイベントとなりました。


今年の2019NAMMにおいても新しいモジュールの追加発売が発表されております。
BognerやENGLなど、多くのプレイヤーが喉から手が出るほど欲しいアンプブランドのオフィシャルモジュールもラインナップ予定です!こういった「アンプヘッドで買うには高額かつ重い・でかい・・・」というアンプであってもSynergyであれば手ごろに手軽にゲットできてしまうのも利点ですね!
さらに最近ではSteve Vai氏も自身のシステムにSynergyを導入したことを発表しています。今後もっと広がって行きそうですね!