ご注文から商品が出荷されるまでの流れ
01ピッキング

店舗にて厳重保管している在庫からピッキングします。
02楽器の調整

この時、傷やダメージ、動作不良等、不備のある商品は出荷に回さず別の個体をピッキングし再度調整を行います。
03梱包

最後に専用のシステムで商品に間違いがないか確認した上で出荷します。
イケベ楽器店・ウインドブロス&トランペットステーション各店では、商品が届いてすぐに楽器を手に取ってお楽しみいただけるよう、ご注文をいただいた商品の外観や状態のチェックを行ってから出荷をしています(※)。どのようにチェックを行っているか、店舗での作業の様子をご覧ください。
※現状販売商品を除く
店舗にて厳重保管している在庫からピッキングします。
キィバランスに問題無いかを確認し、狂いがある場合は再調整を行います。
ご指定がある場合はお客様がお使いのマウスピースに合わせてネックコルク調整、必要に応じて交換を行います。
製造時や輸送時に生じたキズ・打痕や塗装不良などがないか細かく確認します。
全てのピストンバルブ・主管抜差管・キャップ類を外し、製造時のゴミや鉄粉などが残っていないか、管内の状態の確認をしながら、クリーニングを行います。
再度動作確認を行い、各部品に適したスライドグリスや、バルブオイルなどを塗り組み立てを行います。
マウスピース
ここに唇を振るわせて息を吹き込むことで音が作られます。また、口径の大きさや深さなど様々な組み合わせがあり、吹きやすさや音色などに関係する重要な部分となりますが、最初にお選びになる際は、標準的なサイズのものを選ぶことをおすすめします。
ピストンバルブ / 指掛
ピストンバルブは、構えたときに自分に近い方から第1ピストン、第2ピストン、第3ピストンと呼びます。
それぞれ右手の人差し指、中指、薬指で押さえ、小指を指掛に掛けて楽器を安定させ、この3本のバルブ操作で全ての音程を作ります。
第1抜差管 / 第2抜差管 / 第3抜差管
ピストンを押すことで管の通りをかえ、音程を変化させます。
第1抜差指掛(トリガー) / 第3抜差指掛リング(トリガー)
演奏時に楽器をしっかりと構えて安定させるため、また音程を調整する際に使用します。
左手の親指を第1抜差指掛に、薬指を第3抜差指掛リングにかけるのが一般的な構え方です。
主管抜差管 / ウォーターキィ
主管抜差管はチューニングスライドとも呼ばれ、これを抜き差しして全体のチューニングを合わせます。
下の方にはウォーターキィがついており、ここから演奏中に溜まった水分を抜きます。
ベル
ここから音が出ます。ベルの大きさや形状、材質、フチの形状などによって、響き方の性格が異なってきます。
バルブオイル
ピストン部分に使用します。様々な種類のバルブオイルがありますが、オイルの粘度・成分などから、自分にあったバルブオイルを探しましょう。
■粘度:低い
新しい楽器やピストンの戻りを重視したい際はこちらが最適です。
■粘度:中間
迷ったらまずこのあたりの粘度のオイルがおすすめです。
■粘度:高い
トランペットより大型のユーフォニアムやチューバ等にも好まれています。
スライドグリス
主管抜差管/第2抜差管や、トリガーがついていない場合の第1抜差管/第3抜差管に使用します。
指で塗るタイプや、スティックタイプのもの、ジェルタイプのものなど様々な種類があります。
自分のお手入れ方法の好みや、楽器にあったグリスを選びましょう。
チューニングスライドオイル
トリガーがついている第1抜差管/第3抜差管に使用します。
バルブオイルより粘度が高く、スムーズに抜差管を動かすことができます。
楽器にあった粘度のオイルを使用し、ストレスフリーな抜差管にしましょう。
スワブ
演奏後しっかり管内の水分を取り除きます。
水分が多く残ったまま放置すると、カビ・錆や固着の原因になります。
マウスピース
演奏する際に口に咥える部分。様々な素材や形状があり、音楽ジャンルや演奏スタイルに合わせて変更します。
ネック
サックスの本体で、唯一取り外しが可能な部品。
一部の高級機種等ではオプションで単体販売されており、素材や仕上げ、テーパー形状の違い等で音色の違いを出すことができます。
キィ
演奏の際、指で押して穴を塞ぎます。(一部キィは押すと穴が開く構造になっています)
穴を実際に塞ぐ部品を「キィカップ」と呼び、「タンポ」と呼ばれるパーツで穴(トーンホール)を塞ぐ構造になっています。
タンポは消耗品で、劣化が進むと破れたり硬くなり息漏れが発生する為、定期的な交換が必要です。
また、複数のキィが連動して動く部分は同時に穴を塞いでくれるよう細かい調整を取っており(キィバランス)、こちらも定期的にバランス調整を行う必要があります。
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