専門店スタッフが丁寧に検品・調整。
サックス&トランペット買うならイケベが安心!

物流センターでの作業の様子
物流センターでの作業の様子

イケベ楽器店・ウインドブロス&トランペットステーション各店では、商品が届いてすぐに楽器を手に取ってお楽しみいただけるよう、ご注文をいただいた商品の外観や状態のチェックを行ってから出荷をしています(※)。どのようにチェックを行っているか、店舗での作業の様子をご覧ください。
※現状販売商品を除く

管楽器

ご注文から商品が出荷されるまでの流れ

01ピッキング

ピッキング

店舗にて厳重保管している在庫からピッキングします。

商品が入荷した段階で、一度、楽器の外観や動作の確認を行った上で厳重保管をしています。

02楽器の調整

楽器の調整
専属のリペアスタッフが1本1本丁寧に状態を確認し、お手元に届いた際、すぐにお楽しみいただけるよう調整を行います。
この時、傷やダメージ、動作不良等、不備のある商品は出荷に回さず別の個体をピッキングし再度調整を行います。

03梱包

梱包
大切な商品が運送中に事故、ダメージのないように適切な緩衝材を用いて梱包しています。
最後に専用のシステムで商品に間違いがないか確認した上で出荷します。

出荷前の楽器の調整 ~管楽器~

サックス(木管楽器)
文章中の用語解説はこちら> ※文章内で赤字になっている用語の解説がございます。

01外観&動作チェック

外観&動作チェック
商品のボディ、ネック等、外観に傷や塗装不良などが発生していないか確認します。
また各種パーツの動作に不具合がないかも確認します。

02キィバランスチェック&再調整

キィバランスチェック&再調整

キィバランスに問題無いかを確認し、狂いがある場合は再調整を行います。

楽器はメーカー出荷時に検品されていますが、保管中に温度や湿度の影響を受けて調整に狂いが出ている場合があります。
当ショップでは出荷前に確認することで、万全の状態でお客様へお届けしています。

03ネックコルク調整

ネックコルク調整

ご指定がある場合はお客様がお使いのマウスピースに合わせてネックコルク調整、必要に応じて交換を行います。

サックスのマウスピースはメーカー、モデルによって差込口(シャンク)の径が異なる為、付属のマウスピース以外を使用する場合はうまく差し込めない場合があります。
専属のリペアスタッフが調整を行っている、当ショップならではの重要な工程です。

04仕上げ

仕上げ
外観を最終確認して、問題なければサックスのボディ全体を乾拭きまたは楽器用ポリッシュ(クリーナー)でクリーニングし、付属品の有無を確認します。最後にメーカー保証書と自社チェックカードに捺印し梱包準備をします。
トランペット(金管楽器)
文章中の用語解説はこちら> ※文章内で赤字になっている用語の解説がございます。

01管体表面の確認

管体表面の確認

製造時や輸送時に生じたキズ・打痕や塗装不良などがないか細かく確認します。

メーカー毎に検品基準が異なるため、当ショップでは独自の基準を設け細かく確認を行っています。

02ピストン・抜差管の動作確認

ピストン・抜差管の動作確認
ピストンバルブ主管抜差管可動部の動作確認と、ボタン・キャップ類や ウォーターキィの動作確認を行います。

03管内の状態確認と管内クリーニング

管内の状態確認と管内クリーニング

全てのピストンバルブ主管抜差管・キャップ類を外し、製造時のゴミや鉄粉などが残っていないか、管内の状態の確認をしながら、クリーニングを行います。

製造時のゴミや鉄粉はピストンの動作に影響を与える可能性があるため、念入りに作業を行っています。

04組み立て/オイル・グリスアップ

組み立て/オイル・グリスアップ

再度動作確認を行い、各部品に適したスライドグリスや、バルブオイルなどを塗り組み立てを行います。

この工程をしっかりと行っているため、お届け後すぐにお楽しみいただけます!

05仕上げ

拭き上げ
仕上げ用のコーティング剤を使用し、柔らかいクロスで表面の拭き上げを行います。
最後にメーカー保証書を用意し梱包準備をします。
文章中の用語解説はこちら> ※文章内で赤字になっている用語の解説がございます。

梱包について

楽器ケースに入れ、エアーキャップや緩衝材を巻きます
1.楽器用ケースに入れ、エアーキャップや緩衝材を巻きます。メーカーが出荷時に利用している箱を使用する場合はネック回り、ボディー下にもクッションを当てダメージを受けないようにします。
出荷用の段ボールで梱包します
2.出荷用の段ボールで梱包します。商品が中で動く場合、隙間を緩衝材で固定します。

※出荷用段ボールはあくまで一例です。
緩衝材、梱包箱は必要に応じて使い分けています
緩衝材、梱包箱は必要に応じて使い分けています。

楽器部品の名称と用語解説

トランペット
トランペット
出荷前の楽器の調整 ~管楽器~を見る>
▼部品名称

マウスピース
ここに唇を振るわせて息を吹き込むことで音が作られます。また、口径の大きさや深さなど様々な組み合わせがあり、吹きやすさや音色などに関係する重要な部分となりますが、最初にお選びになる際は、標準的なサイズのものを選ぶことをおすすめします。

ピストンバルブ / 指掛
ピストンバルブは、構えたときに自分に近い方から第1ピストン、第2ピストン、第3ピストンと呼びます。
それぞれ右手の人差し指、中指、薬指で押さえ、小指を指掛に掛けて楽器を安定させ、この3本のバルブ操作で全ての音程を作ります。

第1抜差管 / 第2抜差管 / 第3抜差管
ピストンを押すことで管の通りをかえ、音程を変化させます。

第1抜差指掛(トリガー) / 第3抜差指掛リング(トリガー)
演奏時に楽器をしっかりと構えて安定させるため、また音程を調整する際に使用します。
左手の親指を第1抜差指掛に、薬指を第3抜差指掛リングにかけるのが一般的な構え方です。

主管抜差管 / ウォーターキィ
主管抜差管はチューニングスライドとも呼ばれ、これを抜き差しして全体のチューニングを合わせます。
下の方にはウォーターキィがついており、ここから演奏中に溜まった水分を抜きます。

ベル
ここから音が出ます。ベルの大きさや形状、材質、フチの形状などによって、響き方の性格が異なってきます。

▼用語

バルブオイル
ピストン部分に使用します。様々な種類のバルブオイルがありますが、オイルの粘度・成分などから、自分にあったバルブオイルを探しましょう。
■粘度:低い
新しい楽器やピストンの戻りを重視したい際はこちらが最適です。
■粘度:中間
迷ったらまずこのあたりの粘度のオイルがおすすめです。
■粘度:高い
トランペットより大型のユーフォニアムやチューバ等にも好まれています。

スライドグリス
主管抜差管/第2抜差管や、トリガーがついていない場合の第1抜差管/第3抜差管に使用します。
指で塗るタイプや、スティックタイプのもの、ジェルタイプのものなど様々な種類があります。
自分のお手入れ方法の好みや、楽器にあったグリスを選びましょう。

チューニングスライドオイル
トリガーがついている第1抜差管/第3抜差管に使用します。
バルブオイルより粘度が高く、スムーズに抜差管を動かすことができます。
楽器にあった粘度のオイルを使用し、ストレスフリーな抜差管にしましょう。

スワブ
演奏後しっかり管内の水分を取り除きます。
水分が多く残ったまま放置すると、カビ・錆や固着の原因になります。

サックス
サックス
出荷前の楽器の調整 ~管楽器~を見る>
▼部品名称

マウスピース
演奏する際に口に咥える部分。様々な素材や形状があり、音楽ジャンルや演奏スタイルに合わせて変更します。

ネック
サックスの本体で、唯一取り外しが可能な部品。
一部の高級機種等ではオプションで単体販売されており、素材や仕上げ、テーパー形状の違い等で音色の違いを出すことができます。

キィ
演奏の際、指で押して穴を塞ぎます。(一部キィは押すと穴が開く構造になっています)
穴を実際に塞ぐ部品を「キィカップ」と呼び、「タンポ」と呼ばれるパーツで穴(トーンホール)を塞ぐ構造になっています。
タンポは消耗品で、劣化が進むと破れたり硬くなり息漏れが発生する為、定期的な交換が必要です。
また、複数のキィが連動して動く部分は同時に穴を塞いでくれるよう細かい調整を取っており(キィバランス)、こちらも定期的にバランス調整を行う必要があります。