P.R.S.
McCarty 594 Hollowbody II (Yellow Tiger) [SN.0388950] 【2024年生産モデル】

進化し続けるポール・リード・スミスの2024年仕様 McCarty 594 Hollowbody II

1980年代後半、Paul Reed SmithはTed McCartyにギターの設計と製造テクニックのコンサルタントを依頼。McCartyはメンターとしてだけでなく、PaulをはじめPRSで会ったすべてのスタッフの大切な友人となりました。1994年、Tedから吸収したテクニックと知識、さらにTed自身のギター・ビルダーとしての経験を惜しみなく投入した最初のMcCartyをリリース。

コチラのフルホロウ構造のHollowbody IIは、ウォームでウッディなトーンの鳴りが特徴です。その他のディテールは、このシリーズならではのビンテージ・テイスト溢れるMccarty 594から引き継いでいます。
メイプルトップ、マホガニーセンター、メイプルバックという構造ですが、2ピース・ブリッジやジョイント部分はしっかりと木材で支えておりますが、その他のスペースは全て放浪になっている事で超軽量でありながら頑丈なつくりとなっています。ネックグリップはPRSの中では最もファットなPattern Vintageシェイプですが、頂点の有るカーブ形状から演奏性に優れております。
亜鉛合金製2ピース・ブリッジ、ビンテージスタイルのチューナーは、このモデルの特徴であり、同時にMcCartyファミリーである証しにもなっています。

58/15 LTピックアップは、TCI（チューンド・キャパシタンス・アンド・インダクタンス）プロセスを経たものを採用し、よりクリアで音楽的なトーンが得られつつ、2ボリューム＋プッシュ/プル・トーン・コントロールで多彩なサウンドが楽しめます。
リッチで「これぞハムバッキング」というトーンを求めている方も、ニュアンスがあり、スウィートなシングルコイル・サウンドを求めている方も、McCarty 594 Hollowbody IIなら納得です。その他のスペックとして、バインディング仕様の22フレット、24.594スケール、ローズウッド指板、PRSバード・インレイを採用しています。

そして2024年、PRS Guitarsはサウンド面での向上を図るため、多くのCoreモデルに使用されているチューニング・ペグをアップデートします。12フレットの翼を広げたバード・インレイをモチーフにデザインされた新しいウイング・ボタンは、これまでの金属製のペグ・ボタンから軽量化され、弦の振動のロスを抑えつつ、より長いサステインと音楽的なサウンドを生み出します。

「弦に触れているものはすべて神なのです。つまり、ブリッジとナット、チューナーのことです。これらをアップデートしたことでMcCartyファミリーのトーンは大きく進化しました。サステインがより長くなり、本来のキャラクターがよりハッキリと出てきました。」
-Paul Reed Smith-