Headway
HF-SHIKIZAKURA’24 SF，S/ATB ヘッドウェイ

豪華絢爛～桜ギター10周年を飾る特別な1本～

トラディショナルなモデルからエキゾチックでモダンなモデルまで幅広く製作をし、高い技術で人気のHeadway（ヘッドウェイ）。
そのヘッドウェイにてマスタービルダーの百瀬氏の下で10年のキャリアを積んだ、数人少数精鋭のスタッフで構成される飛鳥チームビルド(Aska Team Build)。飛鳥チームビルドではレギュラーモデルでは通常使用されない希少な木材や、高い技術が必要になる加工やデザインが取り入れられ、サウンドは勿論見た目にもこだわり抜いた仕様にて製作がされております。

ヘッドウェイの桜材を使ったモデルは2014年に製作された一本のウクレレから始まりました。そして2024年に遂に10周年という節目を迎え、さらなる飛躍と世界へ羽ばたいて欲しいという願いを込めた特別なモデルが完成

ボディには飛鳥チームビルドにて選定されたセレクテッドシトカスプルースをトップに、サイドバック材には桜が使用されており、サイドバックには山桜とバックのセンターピースに楓が使用されています。山桜は木材自体は硬質ですがサウンドは中域が前に出る温かみのあるサウンドが特徴です。シトカスプルースと組み合わせる事によってバランスと取れたトーンをベースとして、3ピース構造とセンターのトチ材にて引き締まったローエンドが魅力です。またブレーシングには34セミフォワード・スキャロップブレーシングを採用しております。これはヘッドウェイマスタービルダーの百瀬恭夫がビンテージギターのブレーシングを研究し、独自に発展させたブレーシングを継承。Xのクロス位置がサウンドホールに近いセミフォワードシフトで新品時より低音の反応がよくボリュームのある鳴りを持ちます。フォワードシフトよりも5mmほどブリッジ寄りになっていることにより、トップ板の安定性も考慮された設計が行われています。ボディシェイプのHFシェイプは一般的にフォーク(000)スタイルと呼ばれているシェイプで、繊細かつクリアなサウンドが特徴のシェイプです。桜材と相まってより煌びやかで程よい分離感を持ったサウンドはストロークからフィンガースタイルまで幅広く活躍致します。

ネックはアフリカンマホガニーとエボニー指板で製作されております。グリップは従来のヘッドウェイのネックグリップのイメージを覆す薄さを重視した「Extra Slim U Neck」にて仕上げられています。ネック内部にはカーボンバーが入れられており、カーボンバーによる剛性と安定性だけではなく、不要なネックのしなりを抑えて弦振動がボディトップに伝える事によって高音域のレスポンスの向上も上がっています。

装飾面では秋の暮れの空から降り立つ鶴と錦秋をイメージしたカラーで仕上げられており、大胆な斜めのグラデーションカラーで表現されております。ヘッドと指板には紅葉と桜は花びらが施されており、見た目の華やかさに加えて四季桜モデルとしての個性を際立たせています。バディバックのセンターピースには鶴がインレイとペイントで入れられており、レギュラーモデルには無い豪華さと雰囲気を演出しています。

ヘッドウェイの培った長年の技術と、和材の使ったギター製作のノウハウの結晶。
サウンドとデザインのどちらも妥協せず作られた四季桜ギターです！