1958年に登場以来、Gibson（ギブソン）のみならずセミアコースティックギターの代表格として君臨する『ES-335TD』。幅広い用途に対応しうる使いやすいサウンドが魅力のモデルです。

今回入荷は2006年メンフィス工場製、ショートピックガードにスリムネックという、early60'sスタイルを持つ1本です。

【ボディ】
全体重量は約4.0kg。伝統のラミネイトメイプル材のセミホロー構造のボディ。うっすらと上品に浮き出たフレイム杢にヴィンテージサンバーストカラーが映えます。打痕やすり傷、コントロールノブの劣化部分、パーツのくすみがみられ、使用感のみられる雰囲気あるコンディションに仕上がっております。

【ネック】
ネック材はボリュートのないマホガニー1ピース。チューナーはGrover102を標準装備、巻きの具合それほどバラつきはなくしっかりと機能します。ネック裏に経年によるウェザーチェックがみられます。ナットはいちど交換済み、フレットに減りはありますが、高さもありまだまだ十分お使いいただけるでしょう。ナット幅43.0mm。比較的スリムなネックシェイプといえるでしょう。

【電装系】
コントロールも今までの仕様を踏襲してピックアップセレクター／2ボリューム／2トーンから大きな変化はありません。ピックアップは57クラシックを2基装備。クリアーでウォームな使いやすいサウンドはES-335ならではですね。

ハードケース付属