1977年の登場以来、長きに渡って国内外多くのベーシストから支持を集めるBBシリーズ。
国産エレキベースの旗振となった名シリーズより、1980年代のエントリーモデル「BB VI」が入荷致しました。

【ネック】
程よい厚みとガッシリとしたネック幅のマッシヴなシェイプが特徴です。チューナーにはややバラつきがございますが、問題なく機能します。ナット幅は約42.8mm、フレット／ナットには消耗が見られるものの、現状で極端な詰まりやビビりはなく演奏性は良好です。

【ボディ】
全体重量約4.2kg。ミドルレンジ帯のBB-1000／800と同様、デタッチャブル・ジョイントのためボディ・マテリアルはアルダーとなります。打痕や傷、金属パーツのくすみなど、経年相応の使用感はあるものの比較的きれいなコンディションをキープしています。

【電装系】
オールドBB特有の「リバース・レイアウト」スプリットコイル・ピックアップ「B-I」は時の最上位グレード「BB-2000」にも搭載されていたピックアップですから、コストパフォーマンスに優れたモデルだったことが伺えます。ドシっと骨太なトーンはカタログの通りフュージョンシーンを意識したものでしょう、パンチ効きまくりの強烈なベースラインが楽しめます。

ソフトケース付属