ヤマハエレクトリックベースの初期モデルです。

1960年代エレキギターブームに乗じ、1966年に満を持して登場したYAMAHA（ヤマハ）エレクトリックシリーズ。2ピックアップ仕様のオフセットボディエレキベース『SB-2』は3カラーのラインナップ（サンバースト、パールホワイト、コーラルレッド）が登場しました。

今回入荷はパールホワイトの1本。「Yamaha」筆記体ロゴと若いシリアルナンバーの初期ものです。

【ボディ】
全体重量は約4.0kg。ボディ材は桂。シャープなオフセットボディが魅力で、年季の入ったパールホワイトカラーがヴィンテージ楽器らしい雰囲気を醸し出します。フィンガーレストは4弦側に移動されています。ストラップピンの移動歴が数点、マイクバランサー用のコントロールノブは交換されています。ブリッジ上のミュート装置は現在は欠品しております。

【ネック】
ヘッドの「Yamaha」筆記体ロゴは、見慣れたブロック体のロゴとはまた違った味わいがあります。チューナーは巻きの固さにバラつきはあるものの、しっかり機能しています。フレット／ナットにそれほど減りはなくプレイアビリティは良好です。ナット幅42.2mm。比較的厚みを持たせたしっかりとしたネックシェイプといえるでしょう。

【電装系】
コントロールは、ボリューム／トーン／マイクバランサーとなります（写真はトーンノブとバランサーノブが入れ替わっていますが現在は修正済みです）。ピックアップの出力もしっかりとしていて、当時の海外メーカーのベースにも負けない、艶やかでしっかりとしたサウンドが魅力です。

ノンオリジナルハードケース付属