Fender(フェンダー)社初のソリッドボディエレクトリックベース『Precision Bass(プレシジョンベース)』は1951年に誕生し発売されました。プレシジョンベースの成功を受け後年に発売される『Jazz Bass(ジャズベース)』とともに、今もミュージックシーンに影響を与え続けております。
1980年代に入り、フェンダー社は、各モデルこれまでのスタンダードシリーズに加え、さらにバリエーションモデルが追加されていきました。この『Precision Special(プレシジョンスペシャル)』もそのひとつですね。その時代のニーズに応えるかのように、アクティヴサーキットが標準装備されています。
【ボディ】
全体重量は約4.95kg。ボディ材はアッシュ。フェンダーのカスタムカラーとしてはおなじみのキャンディアップルレッドに身を包み、ゴールドハードウェアと相まってとても魅力的なルックスに仕上がっています。。この時期の塗装は下地にポリエステルを使用する「Fender Thick-Skin High-Gloss(シックスキン)」フィニッシュが採用されますが、独特の塗装剥げやトップ面の塗装の劣化部分がみられます。ウェザーチェック、打痕や塗装剥げ、エルボーコンター付近の緑青、ゴールドパーツのくすみ等がみられ、ヴィンテージ楽器らしい雰囲気です。ストラップピンはシャーラータイプのロックピンに交換済みです。
【ネック】
ネック材/フィンガーボード材は1ピースメイプル。ヘッドトップはボディカラーと同じくキャンディアップルレッドのマッチングヘッドとなります。ヘッドまわりを中心に細かな打痕や塗装剥げ、スカンクストライプ付近のウェザーチェック、金属パーツの少々のくすみがみられますが、比較的きれいなコンディションをキープしております。チューナーは巻き具合の固さに若干のバラつきはあるもののしっかりと機能します。フレット/ナットは多少の減りはみられますが、プレイアビリティは良好です。ヘッド厚15.2mm。ナット幅41.4mm。がっしりとしたネックシェイプが特徴です。
【電装系】
コントロールは9V電池を伴うアクティヴサーキット仕様、【マスターボリューム/トレブルトーン/ベーストーン(パッシヴコントロール時はスルー)/アクティヴ⇔パッシヴ切り替えスイッチ】となります。ピックアップハトメ部分のハンダ修正はみられるものの、ピックアップを含めコントロール系のパーツは当時のコンディションをキープしております。
アッシュボディならではの輪郭のある低音に、1ピースメイプルネック特有のブライトなアタック感が加わり、1980年代初頭らしい抜けの良いサウンドをアウトプットします。アクティヴ時はレンジ感の広いパワフルなトーンが特徴で、スラップ時の鋭いアタックやハイファイな低音感はもちろん、芯のあるクリアなベースサウンドが魅力、ジャンルを問わず扱いやすいサウンドに仕上がっています。
付属品:ノンオリジナルハードケース
Weight:4.95kg
Body Material:White Ash
Neck Material/Scale Length:Maple 1 piece/864.0mm(34inch)
Fingerboard/Fret Marker/Radius:Maple 1 piece/Black dot/184.15mm(7.25inch)
Nut Width/Fret Size:41.4mm/2.7mm, 20 Fret
Neck Thickness(1F/7F/12F):21.3mm/24.0mm/24.4mm
Pickup:Fender Precision Bass Split pickup Gray Bobbin w/Active Circuit, 11.0kΩ
※ピックアップの直流抵抗値はコントロール部を通した計測となります
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