Fender Custom Shop JAZZMASTER特集
 フェンダーギターの中でも圧倒的な個性を放ち、今なおフェンダーを代表するモデルとして君臨し続けているジャズマスター。
現代において、フェンダーと言えばストラトキャスターやテレキャスターが主流とされておりますが、使う人間を選ぶかのような圧倒的な個性を持ったジャズマスターもまた、フェンダーならではの魅力溢れるモデルと言えます。
扱い難いイメージを持たれる事の多いモデルですが、実は使ってみると高いポテンシャルを秘めたギターである事が分かって頂けると思います。今回はグランディ&ジャングルオーダーのモデルのご紹介とともに、ジャズマスターを細部に渡り特集してまいりますので、最後までお付き合い頂き、興味を持って頂ければ幸いです。

 さて、この特集はタイトルにもあるようにカスタムショップ製のジャズマスターを紹介するものですが、『?』を浮かべた方も多いのではないかと思います。
なぜなら2009年現在、ジャズマスターはフェンダー・カスタムショップのカタログにはラインナップはされておりません。オフィシャルでラインナップされているのはUSAレギュラーラインのみとなります。そのような状況下で、かねてからその魅力をより広くお伝えしたいと考えていたイケベグランディ&ジャングルでは「カスタムショップへのカスタムオーダー」を検討してまいりました。そして今回ついにMaster Builder Series及びTeam Built Seriesにて実現したのです!王道ブランド・フェンダーの中でも異彩を放ち、ストラトキャスターやテレキャスターとは全く異なるルックス、サウンドキャラクターを持つジャズマスターを現代のフェンダーの最高グレードにて再現いたしました。

 正直に申しあげますと、ジャズマスターはストラトキャスターのようにオールマイティなギターではございません。
現代の奏法においては、機能上デメリットとも思われる部分も持ち併せています。しかし、そこはこの楽器の個性として受け止め、向き合いながら付き合っていけば、弾き手の個性や感性を主張する良き相棒となってくれるのではないでしょうか?!手の掛かる子程可愛いと申します。そのように自分に合ったセッティングを模索しながら弾き込んでいけば、気が付けばもう手放せないギターになっている事でしょう。
ストラトキャスターやテレキャスターは、多種多様なバリエーション・モデルを様々なところで目にする機会があると思いますが、カスタムショップ製ジャズマスターのバリエーション・モデルをご紹介できる機会はなかなかございません。

 今回の特集で、『ジャズマスターってルックスは好きだけど、音はどうなの?』、『ジャズマスターってよく弾きにくいって聞くけど、実際のところどうなの?』、『ジャズマスターの調整の仕方がいまいち解からない。』等々、様々な疑問の解消に少しでもお役に立てればと思います。では始めにグランディ&ジャングルオーダーのCustom Shop Jazzmasterをご紹介していきましょう。




MBS ORDER MODEL

グランディ&ジャングルオーダーのMaster Builder/Jason Smith製作の58 Jazzmaster Relicです。
特徴的なゴールド・アノダイズド・ピックガードをマウントした50年代後期の仕様で、ヴィンテージ市場においても非常に珍しい、アッシュ材を使用したヴィンテージ・ブロンド・カラーです。
製作にあたってはグランディ&ジャングルの拘りを実現すべく、50年代のヴィンテージ・ブロンドのテレキャスターからカラーとレリック具合のサンプルを持ちこみ、ヴィンテージ・ギターにも見劣りしない、抜群の雰囲気を持ったジャズマスターに仕上がったと自負しております!!

ボディは約3.5kgとジャズマスターのボディサイズから見れば軽量な厳選アッシュ材を使用、 アッシュ材特有のハリのあるゴリっとしたサウンドを体感頂けます!
指板には非常に黒々としたローズウッドをスラブ貼り!ネックジョイントも50年代らしい仕上がりとなっており、ジョイント部にはシム等も挟まれておりませんので、ネックからボディまで、しっかりと弦振動を伝えております。
ピックアップは、フェンダー社で長年ピックアップ製作を行ってきたアビゲイル・イバラ氏によるAbby's Special Jazzmaster PU を2基マウントしており、 アッシュ材のゴリっとした鳴り、アノダイズド・ピックガードのメリハリのあるサウンドと見事に融合、素晴らしく艶やかなヴィンテージ・トーンを再現、ずっと弾き続けていたくなるような極上トーンを出力致します!!
フィニッシュはもちろんラッカーを採用、塗膜も薄く仕上げておりますので、更なる成長が楽しみです!
ヴィンテージにも全くひけを取らない、グランディ&ジャングル拘りのスペックを盛り込んだ極上ジャズマスターを是非この機会にお試し下さい!!!





TBC ORDER MODEL

カスタショップのスポットモデルの製作ラインであるチームビルトシリーズにてグランディ&ジャングルがオーダー!!
3色のカラーラインナップとなっており、カラーによりそれぞれピックガード素材を変更、王道の組み合わせ、ほとんど見掛けない組み合わせと、各色ともに抜群のルックスを誇る、ジャズマスターに力を入れてきたグランディ&ジャングルだからこそ実現した拘りのジャズマスターです!
レギュラー・ラインナップやヴィンテージでしか選択肢がなかったモデルですので、カスタムショップ製のモデルがあればとお思いの方も多いのでは?

ヴィンテージホワイトには黄ばみを帯びたホワイトのボディカラーとのマッチングを考慮し、王道の4プライのトートイズシェルを、通常であればミントグリーンを組み合わせるところのフィエスタレッドには、あえての遊び心のホワイトパールを、レイクプラシッドブルーには60年代前期を主張する王道のミントグリーンを採用、各カラーとも想像以上にマッチングが美しく、独特のオーラを放っております。

スペック的には60年代前期のスラブ期のジャズマスターとし、モダンな要素は含まないヴィンテージスタイルに拘りました。目の詰まったマダガスカルローズウッド材を 7.25ラディアスでスラブ貼りしたネックにはヴィンテージ・スタイルのフレットを採用、ボディにはカスタムショップ・クオリティのアルダーボディをラッカー塗装にてフィニッシュ、仕上げはクローゼット・クラシックとクラック程度のエイジングに留めてあり、雰囲気も満点です!!

気になるサウンドはフェンダー特有のメリハリがありつつも、ミッドの効いたバランスの良いサウンドに仕上がっており、リア・ポジションにおいても適度なミッド感が扱い易く、フロントにおいては甘いふくよかなトーンを奏で、さすがはカスタムショップ製と納得のサウンドを体感頂けます!!ピックアップやコントロールも特徴的で、シングルコイルながらテレキャスターやストラトキャスターとは違ったトーンを持ち、フロントプリセットコントロールにより、多彩なサウンドメイキングを可能にしています。ストラトキャスターやテレキャスターも勿論良いですが、この個性豊かなジャスマスターのサウンドはイメージされるよりもグッと扱い易く魅力的ではないかと思います。
通常カスタムショップにはラインナップされていないモデルですので、今回の機会を逃しますと今後の入手は難しくなってくるでしょう。
是非この機会をお見逃しないように!!!!






MENU
※各項目クリックでジャンプいたします。

MBS&TBC各部解説
HEAD
PICKUPS
CONTROLS
PRESET CONTROLS
BRIDGE
TREMOLO
PICKGUARD


History of JAZZMASTER

JAZZMASTERセッティング


HEAD

※各画像にマウスカーソルをおくとTBCシリーズの各部をご覧いただけます。

ストラトキャスターよりも一回り大きなヘッド形状となっており、ブランド名、モデル名横にワンポイントのデザインが描かれた豪華なスパゲティロゴとなっております。

デカール細部を見ていきますとMBSは50年代の仕様ですので、パテントナンバーなしのデカールとなっております。
一方TBCの方は60年代の仕様ですので、パテントナンバー4個+デザインパテントのデカールとなっており、遠目から見れば同じ様に見える部分ではありますが、このように細部を見ていくと細かな違いがあり、歴史を感じさせるポイントで、フェンダー社の細かな拘りを感じさせてくれますね。
テンションピンにも違いが見られ、MBSはピン下のスペーサーはなく、TBCにはピン下にスペーサーが設けられております。ここでも細かな仕様遍歴を感じる事が出来ますね。

ペグにはクルーソン・タイプのヴィンテージスタイルを採用。

指板の接着部からスラブ貼り(平貼り)である事が確認できますね。
ポジションマークにはヴィンテージ・クレイドットを採用し、よりプリCBS期のヴィンテージ感を醸し出しております。

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PICKUPS

ギブソン社のP-90シングルコイルを彷彿させるようなルックスをしたジャズマスター・ピックアップ。

従来のフェンダーシングルコイルよりも大きなサイズになっており、サウンドも異なってきます。低くワイドにコイルが巻かれている為、通常のシングルコイルよりも甘めのサウンドですが、やはりフェンダーらしさが色濃く出ており、マイルドながらもエッジの効いたサウンド・キャラクターを持っております。

リアポジションではエッジの効いたソリッドサウンド、フロントポジションでは太くマイルドなメロウサウンドとストラトキャスターやテレキャスターとは一線を画す個性的な特徴を持ちながらも、幅広いサウンドメイキングを可能にしております。

4本のビスによってボディにマウントされており、ピックアップの高さや角度(弦に対しての角度)を細かく設定が可能な構造となっております。

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CONTROLS

通常回路のコントロールは非常にシンプルとなっており、3WAYトグル・スイッチに、
マスターヴォリュームとマスタートーンというレイアウトとなっております。
 

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PRESET CONTROLS

6弦カッタウェイ側にセットされたフロントピックアップのプリセットコントロールです。
ピッキングの際に当たってしまう場合がある為、回路を外して使用する方を目にしますが、実はジャズマスターのキモはここにあり!といっても過言ではない重要なファクターであります。
このスライドスイッチにより、瞬時に回路を任意に設定したフロントピックアップ・サウンドへ切り替えるというものですが、トグルスイッチ側を通したフロントピックアップのサウンドとは同設定(例:Vol10 , Tone10)状態においても異なるサウンドを持っており、プリセット回路側の方が甘めのサウンド設定となっております。異なった仕様回路を使用しているので、当然といえば当然ですが・・・。
バッキング時は通常の回路を使用し、ソロ等のリードを取る際にこのプリセット回路を使用するといった使い方が一般的ではありますが、あえてプリセット回路のボリュームを0に設定し、スイッチング奏法として使うという選択肢もございます。
 

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BRIDGE

ストラトキャスター、テレキャスターとも異なるテールピースと分離されたブリッジユニット。
ボディにマウントされているアンカー部に差込み、ブリッジのサイド2本のイモねじを調整する事でブリッジの高さを調整します。このブリッジの特徴としてはアーミング時のチューニングを安定させる為にアームの動きに合わせて前後に動く機構のブリッジとなっております。

サドル部はスパイラル・タイプとなっており、各サドルのイモねじを調整し各弦の弦高調整が可能です。

ジャズマスター発売当初は現代のような細い弦がなく、太いゲージの弦を張っていたので、十分なテンションを確保でき、ブリッジサドル上での弦落ち等のトラブルは存在しませんでした。
しかし現在では010~046等の当時よりも細いゲージが一般的となり、ブリッジサドル上での弦落ちで苦労されている方が多いようです。この問題を解消するためにブリッジを交換する方も多いようですが、これはセッティングによって対処が可能です。

ブリッジを交換するとサウンドにも大きな影響を及ぼす為、やはりオリジナルのタイプをお薦めしたいところでもあります。

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TREMOLO

シンクロナイズド・トレモロとは機能性や構造が大きく異なるトレモロユニット。
アーミング効果はシンクロナイズド・トレモロのようなアバンギャルドなプレイは難しく、どちらかと言うとビグスビーのような緩やかなビブラート効果が得意なユニットです。
そしてトレモロユニット先端のに丸いボタンをスライドさせて行う『トレム・ロック機能』。
シンクロナイズド・トレモロでは弦が切れてしまった際にチューニングが大幅に狂ってしまうが、ジャズマスターはこの機能を利用すれば、万が一弦が切れてしまった際にチューニングの狂いを防ぐ事が出来ます。
この機能の利用時は、アーミングはダウンのみ使用する事が可能です。
そしてそのボタンの下に取り付けられている大きめのビスは、プレート裏に取り付けられたスプリングを調整する為のビスであり、アーミング時のテンション感を調整出来ます。
ビスを締め込めば固めのテンションになり、緩めればより緩やかなアーミングというように、プレイヤーに合わせて好みのセッティングが可能です。

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PICKGUARD

カラーによって様々なピックガードをチョイス致しました。
マスタービルダー製作のヴィンテージブロンドカラー・ジャズマスターには50年代後期の仕様を主張するゴールド・アノダイズドをマウント致しました。
チームビルド・ジャズマスターは各カラーに合わせて異なるピックガード材をマウントしており、ヴィンテージ・ホワイトにはトートイズシェル、レイクプラシッドブルーには60年代前期を主張するミントグリーンを、フィエスタレッドには通常であればミントグリーンを組み合わせるところをあえての遊び心のホワイトパールをマウント致しました。
どの組み合わせのマッチングも抜群で、雰囲気もバッチリですね!


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History of  JAZZMASTER

ジャズマスターの歴史について少し触れていきたいと思います。
このモデは1958年頃、ストラトキャスターやテレキャスターの上位機種として華々しくデビューを飾りました。
当時のジャズ・ギタリストの間ではギブソン・ギターの人気が圧倒的で、フェンダーのテレキャスターやストラトキャスターは劣勢を強いられていました。そこでギブソンに対抗できるフェンダー・ジャズギターというコンセプトで開発されたのが本モデル『ジャズマスター』と言われております。しかし結果としては、ジャズ層にはあまり受け入れられず、一部のサーフミュージック系にて人気を博した後、自然消滅の道をたどってしまいます。ところが1980年代に入りパンクロック/ ニューウェーブ・ムーブメントの発生とともに、再評価され(皮肉にもギター自体の生産が完了するのと入れ替わりで評価が高まっていきました)、現在ではガレージロックやオルタナティブロック系を中心に愛用者が増え続けています。

特徴的なルックスを持つオフセット・コンターボディという左右非対称のシェイプに、ストラトキャスターよりも一回り大きなヘッド、P-90のような大き目のピックアップ、プリセット・ヴォリューム/トーンの回路を持った当時としては革新的なアイデアを盛り込まれたモデルです。アルダーボディに21フレット・ローズウッド指板、スケールはストラトキャスターやテレキャスター同様の25.5インチのロングスケールを採用しており、50年代後期のストラトキャスターと同じウッド・マテリアルですが、ピックガードに金属性のゴールド・アノダイズドを使用していたり、ストラトキャスターとは一線を画すルックスを持っております。アッシュボディのモデルも存在し、主にブロンドカラーにはアッシュ材が使用されていました。

実際に目にした事はございませんが、プロトタイプとしてメイプル指板にブラックアノダイズド・ピックガード、ブラックPUの仕様の存在も多くの文献等で確認されております。発表期の特徴であったアノダイズドガードですが、汗の塩分により酸化しやすく、始めは美しかったピックガードが醜くなってしまう事から廃止され、翌59年頃にはピックガード材が変更され、「ジャズマスターといえばこのルックス」というイメージの強いべっこう柄ピックガード&サンバーストの登場となります。 その後はストラトキャスターと同等、フェンダーの仕様変更を辿っていきます。
スラブボードからラウンドボードへ、バウンドドットのネックやブロックポジションのバウンドネック等、時代と共に姿を変えながら生産され、そして80年頃に一時生産中止となります。しかし様々なアーティストの使用により、90年代後半頃から復活をし、現在に至っております。
駆け足ではございますが、ジャズマスターの仕様遍歴を簡単に述べさせて頂きました。

現在は62タイプのモデルのみのラインナップですが、発表から長い年月と共に様々な姿を残してきているフェンダーを代表する機種である事が分かって頂けたかと思います。前置きが長くなってしまいましたが、そんな個性的な魅力溢れるモデル『ジャズマスター』を現代のフェンダーが誇るラインナップであるカスタムショップの手によって再現したのがグランディ&ジャングルオーダーのモデル達でございます。

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JAZZMASTERセッティング

さてここで、ジャズマスターのセッティングで一番お悩みになる
弦落ちについての解消方法をご紹介致します。

ジャズマスターの弦落ちを防ぐには、「オリジナルブリッジをチューンOマチックやムスタングブリッジへ交換する」という方法がございます。
この方法はブリッジ駒にしっかりとした弦溝があるため弦落ちは防げます。
しかし、ブリッジ交換はサウンドに大きな変化をもたらすというのも事実です。
ブリッジ質量の違いから、若干固めのサウンドキャラクターへ変化するように感じます。 激歪みのサウンドセッティングではさほど影響は出ないかもしれませんが、クランチ程度の歪みでキャラクターが残っている場合や、クリーンサウンドを基本としている場合にはブリッジ交換によるキャラクターの違いが如実に表れてしまいます。

この方法は弦落ちの解消というプレイアビリティ面においては満足出来るかもしれませんが、サウンド面においてはジャズマスターの持つサウンド・キャラクターに影響を及ぼしてしまうため、もしブリッジ交換をお考えの方はそのあたりを充分お考えの上、実行されることをお薦めいたします。

 

そこで今回は出来る限りオリジナルのブリッジを使いたいという方にオリジナルのブリッジを使用したセッティング例をご紹介致します。

オリジナルブリッジでのセッティング例

1. まずは通常の調整通り、ネックの反り等を適正な状態に調整します。
    
   
2. 次にブリッジで弦高を調整します。
この時にブリッジベースが前後に稼動する位置に合わせ、微調整はブリッジ駒を各弦で合わせていきます。
実際に弦を乗せた際にテールピースへ伸びる弦がブリッジベースに当たらない様にします。ここで弦が触れてしまっていると、弦振動を妨げ、音詰まり等の原因となってしまいます。
   
3. ここまでは通常のセッティングですね。ここからがポイントとなります。
現在の状態でチョーキング等をしてテンションを確認してみてください。
ジャズマスターはトレモロ部からブリッジ部までの傾斜が緩やかですので、柔らかめのテンション感となっております。
そこでフローティング・トレモロのトレムロック・ボタン下部のアーミング・テンション調整ビスに注目です!

ここはストラトキャスターで言うところのバックパネル部のスプリングと同様という解釈ができます。
現状のテンションが緩く、弦落ちが発生してしまっている場合、このビスを徐々に締めていってみて下さい。

少しづつ弦のテンションが強くなってくるのが分かると思います。
このようにビスを締め、チューニングをし、テンションの確認を繰り返し、ご自身のピンとくるようなテンションへと調整します。
こうして弦のテンションを上げてあげれば、ブリッジに掛かるテンションも確保出来、弦落ちのトラブルは大分解消されると思います。

しかし、弾き手のピッキングによってOKラインは変わってきますので、ピッキングの強さに合わせてセッティングしていくのが良いでしょう。
また、これはストラトキャスター同様にアーム使用時のテンション感にも勿論影響をもたらします。ご自身のプレイスタイルと向き合いながらベストなセッティングを目指してみてください。

   
4. 最後に全体のバランス(弦高やPUの高さ等)をチェックし、終了です。  

このように本来のパーツを変えなくても、弦落ちの対策をとる事は可能です。
元々、弦落ちはテンション不足の為に起こってしまう現象ですので、テンションをしっかり掛けてあげれば、少なからず解消出来るという方法です。
しかし、人それぞれによってピッキングの強さは大きく違いますので、全てが同セッティングで解消するとは言い切れません。やはり自身のスタイルに沿ったセッティングを行う必要があります。
ピッキングの強い方はテンションも強めにセッティングしなければ弦落ちは起こりやすくなります。
ソフトなピッキングの方はあまりテンションを掛けなくとも弦落ちが起こりにくかったりします。
ここで紹介したセッティング例はほんの一部ですので、自身に合ったセッティングを模索するのも面白いのではないでしょうか。


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いかがでしたでしょうか?

このようにセッティング箇所が多く、使い始めは難しいかもしれませんが、
言い換えればプレイヤー自身のセッティング次第で様々な表情を見せるモデルでもあります。
非常に似たモデルであるジャガーと同じニュアンスで捉えられがちですが、
実はボディシェイプも違えば作りやサウンドも大きく異なるモデルです。

決してオールマイティなモデルではありませんが、プレイヤーの個性や感性を見事なまでに表現してくれるでしょう。
アーティストに使用者が多いのも納得頂けると思います。
しかも今回のグランディ&ジャングルオーダーモデルは、フェンダー社の中でも最高グレードであるカスタムショップ・マスタービルダーおよび
チームビルドによる本数限定モデルです。

ジャズマスターに情熱を注いできたグランディ&ジャングルならではのモデルに仕上がっております!
是非この機会をお見逃しなく、その素晴らしさを体感ください!



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