| Fender
Custom Shop の基礎知識 byナカジー中嶋
*フェンダーカスタムショップのラインナップは基本的に幾つかのシリーズに分かれております。
■Time Machine Series
ずばり、オールドのレプリカシリーズ。
ノーキャスター&テレキャスター/ストラトキャスター/プレシジョンベース/ジャズベースがラインナップ。モデルによっては幾つかの年代のものがあります。またそれぞれのモデルにNOS/Closet
Classic/Relicの3タイプの仕上げがあります。(後程説明)
■Custom Classic
Series
その名称から連想される通り、オールドの良い部分は継承しつつもレプリカでない、現代のモデルとして作られているシリーズ。決して種類は多くはありませんが、使う事にこだわる方にはお薦めのシリーズです。尚、これに近いシリーズで”Show
Master”と言うシリーズもあります。(ちょっと前衛的?)
■Custom Artist
Series
最も分りやすいと思いますがいわゆる、ミュージシャンモデル。
これ以上の説明は必要ありませんが、レギュラーグレードとダブるモデル、クラプトンやJ.ベックなど弾き比べが出来るものは、その違いがハッキリ判りますよ!
*基本的に以上のシリーズがカタログモデルシリーズ(通常ラインナップ)になります。
これに対してオーダー物やカタログモデル以外の生産をするシリーズ(ライン)があります。
■Team Built Series(TBS/チームビルト)
少人数のクラフトマンから構成される、ショーモデルやオーダー系専用ライン。
日本からのオーダーものなどもこのセクションで生産されます。カタログモデルがベースのものでも殆どがワングレード上を行くものになります。日本ではモデル名に”COS”(カスタムオーダーシリ−ズ)と付くので区別がし易くなっています。もちろん上記のシリーズのカタログ外のオーダーものはこちらで生産されます。
■Master Bilder
Series(MBS/マスタービルダー)
こちらは御存じ個人ビルダーが製作するシリーズ。
オーダー物だけでなく、ショーモデルや個人的アイディアによるものなどほぼ、1本ものを製作する場合が多いようです。アーティスト本人のものもこちらで製作されています。恐らくモデルの種類に際限はないと思われます。
*タイムマシーンシリーズで触れた3タイプの仕上げについて
この3つの仕上げはカタログモデルではタイムマシーンシリーズにしか存在しませんが、TBSやMBSものではどのモデルでも生産される場合があります。またそれらの場合、どちらとも付かないような中間的な仕上げも存在します。
■NOS(New
Old Stock/通称”ノス”)
これは単に普通の新品状態のフィニッシュ。但し、年代が65年までの仕様に関してはネックは艶消しになっています。
■Closet Classic(クローゼットクラッシク/通称”シーシー”)
当時のものが使われずにそのまま経年変化した状態。ですのでキズはありませんが半艶の塗装とクラック、パーツ類にくすみが施されています。ちょっと中途半端との声もありますがノーキャスターでは非常に人気があります。
■Relic(レリック)
クローゼットクラッシクの上を行く、使い込まれた状態までも再現した仕上げ。1本1本施される加工は全てがバラバラ、ですので同じものが絶対に存在しない、個性的なタイプです。ですから気に入ったルックスのものを見つけたらそれしかないと思うべし!
*ピックアップについて
カスタムショップのモデルに搭載されるPUはノイズレスやレースセンサーなど一部を除き、全てカスタムショップ内で巻かれています。カタログモデルに関しては幾つかの決まった種類が用意されていますが、TBSやMBSのものは更にオーダーに細かく応じた仕様のものをその都度ワイヤリングしています。特に日本からのCOSもののオールドスタイルのものはあの”マスターグレード”のものをそのまま引き継いだ仕様です。
*塗装について
こちらはそれぞれの商品ごとにスペックと一緒に表記しておりますので省かせて戴きます。ただラッカー表記の物はニトロセルロースラッカーになります。
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