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| FatLadyとは、直訳でふくよかな女性を意味しますが、声量の多いふくよかなオペラの女性歌手をも表します。正にその圧倒的な音量や正確なピッチはコールクラークが体現すべくもので、その名前の由来となっています。
FatLadyシリーズのグレードは3種類であり、それぞれにドレッドノート、ドレッドノート・アンプ付、ドレッドノート・カッタウェイ・アンプ付の3種類があります。 |
| FL1 |
コールクラークの名を世に知らしめたファットレディ・シリーズの創世記第一章、新機軸のスタンダードモデル。ベーシックながら一切の妥協を許さないコールクラークの真価を具現化したモデルです。FL1シリーズの特徴はドットインレイ、バインディングなし、基本的なピックガードの色は黒になります。加えて、トップ材のグレードはAランクの物を使用しています。 |
| FL2 |
創世記第二章。ジャック・ジョンソンなど世界中の一流アーティストたちがメインで使用しているモデルです。FL2シリーズの特徴はボックスインレイ、ウッドバインディング、ピックガードはトータス柄になります。トップ材のグレードはAAランクのものを使用しています。 |
| FL3 |
ファットレディの最上位機種にふさわしく芸術的な装飾が施されたシリーズ。そして、他のシリーズよりもセンサーが3個多い、12個のフェイスブレイスセンサー搭載モデル。よりセンシティブに仕上げられています。トップ材のグレードはAAAランク、指板とブリッジにはエボニー、ピックガードはトータス柄を使用しています。更にサイド、バック材にはローズウッドも使われることがあります。 |
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| Fat Ladyシリーズでは、ブラッドレー・クラークがその合理的な美しさに魅了され、学生時代に専攻したアールデコ様式を随所に採用し、立体的かつ幾何学的なデザインを随所に盛り込んでいます。アールデコ様式は第1次世界大戦後の1920〜30年代に、フランスから欧米諸国に広がった生活デザイン様式。美術・建築・工芸・デザインなど幅広い分野にみられました。ウィーン工房、キュビズム、バレエ・リュス、古代エジプト美術などに着想を求め、直線と立体による構成や、抑制された図形が特徴の装飾様式です。 |
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高音域から低音域まで全ての音域をバランス良くカバー |
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スパニッシュギターの製法を踏襲したインテグラル・セット・ネック |
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ボディ・トップ&バックの裏面のスキャロップド加工とユニークなブレージングは、最高の「鳴り」を表現し、ボディ強度もアップ |
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厳選されたオーストラリア産の「材」を使用し、ふくよかなトーンと気持ちの良いサスティーンを実現 |
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ボディ・トップ、&バック&サイド材にはオール単板を使用 |
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基本に忠実ながら、ひと目でCole
Clarkと判るモダン・アコースティック・デザイン |
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伝統と革新の新たなる融合
コールクラークはアコースティックギターの伝統的な工法に加え、革新的なアイディアを随所に盛り込みました。弊社の代表作ファット・レディ開発のための基本的なアイディアとしては、バイオリンのストラディバリウスや、クラシックギターのベルナベなどのデザインや構造にヒントを得ている部分が大きいのです。まずは生のギターとしてのサウンドを個性的にしたいと考え、その次にブラッドレー・クラーク自身のプロのミュージシャンとしてのライブやレコーディングなどの経験から、既存のインブリッジピエゾ以上に納得のいくピックアップシステムが必要であると考えました。それらに着目して最初に開発されたのが、ボディ内部のスキャロップド加工と新たなブレイシングパターンです。スキャロップド加工を施すことによりギターのサウンドやトーンを自在にコントロールすることができるようになり、同時に従来のギターにはない強度を保つことが可能となりました。 |
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合理性の追求
最新のCAMやCADでデザインされたデータを忠実に反映できるCNCルーターを駆使することにより、一番薄いところで1.8mm、厚いところで6mmの部分を正確に削り出すことができます。それまで人の手では成し得なかった均一性という点においても大変優れています。厚みの部分で強度を確保することができるため、シームやライニングなどサウンドに悪影響のある余分なものは組み込む必要がなくなりました。オリジナリティー溢れるブレイシングパターンは非常に合理的で、トップブレイスのXXパターンは、ブレイスをできる限り木目と並行させるために考案されました。驚くべきはそのブレイスの先端がネックにまで届いているということです。ブレイスと木目が直行するほど音の振動を妨げるということや、湿度による変化を受けやすいという弱点を克服することができました。これらのアイディアは今後も無限の可能性を秘めていて、コールクラークは新たな構造を発見するために日々模索しています。 |
新発想の構造
もうひとつ革新的なアイディアとして、アコースティックギターのピックアップシステムの「フェイスブレイスセンサー」が挙げられます。これはブラッドレー・クラークのアイディアを忠実に再現し、アコースティックギターの「鳴り」を最大限によりリアルにアウトプットすることが可能です。このセンサーはとてもセンシティヴでピックアップ搭載モデルには、全部で9つのセンサーがあります。
6つはブリッジサドル下に、他の3つはフェイストップの内側に取り付けられています。このシステムも試行錯誤を繰り返し、幾度もマイナーチェンジをしてきました。最初はマイクセンサーをL型のアルミに仕込み貼り付けられていました。
次に考案されたのが一番長いブレイスの部分にマイクを仕込みブレイス自体をセンサーとすることでした。当初は木材のブレイスを使用していましたが、後によりセンシティヴなアルミ製のブレイスへと進化を遂げました。ボトムエンドの音はフィードバック(ハウリング)をできる限り抑えるためにブリッジサドル下のピックアップから拾います。トップエンドの音はブリッジサドルの下とサウンドボード(フェイス)内側にあるセンサーの両方から拾うことができ、それぞれを単体で使用したりブレンドして使用したりすることができます。ここがこのシステムの最大の特徴で、プレイヤーの好みに合わせたセッティングが自由自在です。 |
新機軸からスタンダードへ
最上級グレードのFatLady3(FL3)では、更に3つのフェイスセンサーがバック材の内側に付いていて、合計で12個のセンサーを装着しています。フェイスブレイス・ピックアップシステムは、ライブ演奏においても直接PAシステムに繋げて使用することにより最高のパフォーマンスを発揮します。また、レコーディングでも従来のピックアップでは拾い切れなかったボディの振動をダイレクトに伝えるため、ライン録りでも雑味のないクリアーなサウンドを実現することができます。私たちは、これらの無限の可能性を秘めた新機軸が近い将来にスタンダードとなることを確信しています。 |