『PowerRec的録音機材ファイル』





EMIが認めた、“あの時代のあのサウンド”の完璧な蘇り。

現在、英国EMI社のアビーロードスタジオが最も信頼を置く設計者Wade Goeke氏。1960〜1970年代にかけて開発されたEMIのTGテクノロジーは、この一人の天才デザイナーの手により、“現代”に見事な復刻を果たしたのです。

かのBrent Averill氏が見出し、彼の下で高い経験を積み、その類まれなる回路設計の能力をを開花させたWada Goeke氏は、2002年、アメリカ・アイオワ州に『CHANDLER LIMITED』社を設立しました。そしてGoeke氏は、現代最高のプロオーディオ機器デザイナーの一人として、『TGシリーズ』、『GERUMANIUMシリーズ』をはじめとする、いくつもの“時代を超えた”アナログ・イクイップメントを創出させて来たのです。

CHANDLER LIMITED』社のファースト・プロダクトとして世に送り出された『TG1』、『TG2』は、その独特なコンセプトと製品クオリティー、そしてサウンドの完成度の高さをもって、Wada氏の実力を世に知らしめ、高い評価をシーンに深く印象付けたのです。そして、この2製品こそが、その後2004年に発表され、“当時のあのサウンド”を今に伝える「公認」復刻品として、世界中の喝采と驚きを以って迎えられた『EMI / Abbey Road Special Edition』 シリーズ誕生への序曲であり、ここに歴史的偉業への第一歩を刻んだのです。

英国EMIスタジオのDAVE HOLLY氏は次のように語っています。

「ビートルズやピンクフロイドなどの名作に刻まれたアビーロードスタジオには、現在も多くのTGイクイップメントが設置されており、これらのクラシックなアナログサウンドは、現在もクライアントからの圧倒的な支持を得ています。中古市場においてもレアなTGイクイップメントは高値で取引されていました。そこで私達は、このオリジナルEMIビンテージを何とか現代に復活できないものかと考え、何人かのデザイナーやマニュファクチャーと打ち合わせを重ねてきました。『CHANDLER LIMITED』社のサウンドクオリティーは中でも突出して素晴らしいものでした。Wade Goekeこそが、このレアで優れたEMI TGシリーズをベースにした新製品を開発していくのに必要な人材だったのです。」

Goeke氏はアメリカ・アイオワ州からロンドンまで何度も往復し、EMI社に保存されている膨大なTGイクイップメントの当時の資料、オリジナルのドローイング、製作ノート、改良が加えられていった開発ヒストリーの全てを研究しました。

Goeke氏の手により見事な復刻を遂げ、現在発売されている『EMI / Abbey Road Special Edition』シリーズに関してEMIスタジオのHOLLY氏は語ります。

「今後も製品を通じてこの素晴らしいクラシックTGテクノロジーをクリエイティブなコミュニティーに投じていきたいと考えています。オリジナル・デザインに忠実に、本物だけが持つサウンドの可能性を探ることが『Abbey Road』と『CHANDLER LIMITED』チームの使命なのです。」



 


大型のリダクション・メーターに宿る
伝説のサウンド。

数々の名盤にその存在を刻んできたAbbey RoadスタジオのオリジナルTG2413リミッターは、一般には決して出回ることの無い、EMI系列のスタジオでのみ使用できる、大変希少なものでした。
『TG1 EMI / Abbey Road Special Edition』は、歴史的なかつ貴重なオリジナルのサウンドを現代に蘇らせるべく、Wada Goeke氏により回路、パーツ、モジュール・レイアウトに至るまでじっくり研究され、熟考された上、更に現代の音楽シーンに応える新たな機能さえも追加され、完成に至った逸品2ch.Compressor / Limiterです。

オリジナルのTG2413は、当時全盛であった真空管Compressor / Limiterである『Fairchild 660 / 670』的サウンドをトランジスタ回路で再現すべく、EMIの技術陣により創出されました。結果として、真空管ライクではあるものの、オリジナルな、そして後の“Abbey Roadサウンド”を決定付ける事になるサウンドが産まれたのです。

音楽史に残る数々の記録に刻まれた、大きな歴史的意義を持つサウンドを今の世に蘇らせた“現代のTGコンプ”は、時にヴィンテージ・テイストをアコースティック・サウンドに加味するリミッター・コンプとして、時に鮮やかなアナログ・フィールを聴かせるナチュラルなコンプレッサーとして幅広い魅力を持ち、様々なシーンで新たな歴史を刻み始めています。

 
本物の証、『EMI』、『Abby Road』の称号。
リアルな“あの”サウンドの証。
 
すべてのコントロールには、再現性に優れ、信頼性の高いスイスELMA製ロータリースイッチが採用されています。
 
『TG1 First Edidion』からの大きな改良点でもあるTHGスイッチ。これにより、更に深いアナログ感の演出が可能となりました。
 
Chandlerの「顔」とも言うべき独特の形状のアナログメーター。写真はChandlerの歴史の原点とも言える、『TG1 First Edidion』のものです。その後の『EMI / Abbey Road Special Edition』でも同型のメーターが採用されています。
 
Wade Goeke氏渾身の『Chandler』ファースト・プロダクトである『TG1 First Edidion』。当初よりの、並々ならぬこだわりは、パーツ群のひとつひとつに、そしてその顔に顕れていました。本家EMI / Abbey Roadが認めたこの『First Edition』をよりオリジナルに近づけるため、研究・開発されたモデルが『EMI / Abbey Road Special Edition』なのです。
 
丁寧なハンドメイドにより1点づつ少量生産で組み上げられる、現代最高峰の“芸術品”。一人の非凡なエンジニアの情熱と、歴史を育んできた伝説的スタジオの文化的遺産の融合による奇跡のサウンドがここに。

●CHANDLER LIMITED
TG1 EMI / Abbey Road Special Edition


(w/専用電源PSU-1)
販売価格 \596,000
※製品のパネルデザインは、予告無く変更される場合がございます。予めご了承下さい。


真性『Abbey Roadサウンド』への入口をプライベートで持つ。
EMIの歴史的録音を支えてきた『TG2428コンソール』。数々の音楽家たちの名演奏を受け止めてきた要たるインプット。そのサウンドを贅沢に2ch、1ユニットに受け継いだ、『Abbey Road』の称号を持つマイクロフォン/インスト・プリアンプ『TG2 EMI / Abbey Road Special Edition』。

Wade Goeke氏は、EMI秘蔵のオリジナルTGコンソールのデザイン・ノート、回路図を研究の上、最上級の敬意と熱意、そして類まれなる独創的な発想で、忠実なる “ブリティッシュ・サウンド”を見事に再現することに成功しました。

充分に吟味されたパーツ群をハンド・ワイヤリングで丁寧に組み上げられた機体は、オープンかつスムースな、“あの時”の“あのサウンド”を産み出します。 そこには、芳醇なる英国の伝統的香りと、時代を作り上げた個性が、今再び息づき始めたのです。

この印。
英国の誇る、世界遺産的スタジオ認証のサウンド。そして赤いノブ=ゲインコントロールには5dBステップのELMA製15ポジション・ロータリースイッチを採用
使用されたパーツ群の品質の高さ、すなわち妥協なき製品クオリティーの証。機能面では、ヴィンテージ機器の接続に対応した300Ω/1200Ωのインピーダンス切り替えスイッチさえも装備。単なる復刻以上のパフォーマンスを誇ります。
 
整然とコネクト群が配置されるシンプルなリアパネル。センター付近に配置された、今シリーズより標準装備されているSummingスイッチにより、両チャンネルを1アウトにマージ可能となりました。
リアパネルのバランス入力の他、ギターやベースのライン録りに使用できるアンバランスのDI入力端子をフロントパネルに備えます。コネクターはヘビーデューティなNEUTRIK製。
たっぷりとした奥行きのボディーに、“伝説”を再現すべく、ひとりの天才が作り上げ、EMIの協力により更に完成度を高めた奇跡のサウンドが宿ります。
 

●CHANDLER LIMITED
TG2 EMI / Abbey Road Special Edition


(w/専用電源PSU-1)

オープン・プライス
販売価格 \299,000
※製品のパネルデザインは、予告無く変更される場合がございます。予めご了承下さい。


 

このEQがあのサウンドを決めていた。

 『Abbey Roadスタジオ』において、数々の名作を生み出してきたオリジナルTGコンソールのチャンネルには、入力された音を決定付けるヘッド部と、音作りのためのEQとして歴史に名を刻む『Puitec EQ』を基にしたパラメトリックEQが備わっていました。

そして現在。『TG Channel』と呼ばれる、1ユニットのラックに収められた1本のチャンネルには、『Abbey Road』サウンドを現代に蘇らせた名作、『TG2 EMI / Abbey Road Special Edition』同タイプのヘッドと、あの時のあの仕様のままの“Pultecタイプ”EQが搭載されています。

その特徴的なEQセクションは、回路特性を音楽的に「狙い易く」配置された独特の仕様を持ち、一度使用すると忘れられない、まさにアナログならではの響きの“変化”を得ることができます。そして、そのイコライジング・サウンドこそが、あの時代のあの録音を歴史に残してきたひとつの “鍵”なのです。

『CHANDLE LIMITED』により見事に蘇り、これからも使われるべき歴史的遺産。プライベートなHA用途を可能にしたシングル・チャンネル・パッケージが誘う、伝説的サウンド・マジックが、今、作品に確かな品質を印します。

世界最高峰の品質保証『CHANDLER LIMITED』社と『EMI / Abbey Road』スタジオの連印。
ELMA製15ポジションのロータリースイッチを採用したTG Channelのゲインコントロール部。アッテネーションのコントロールを統合し、5dBステップで-5〜+65dB(マイク)、-10〜-10dB(ライン)と幅広いレンジに対応します。

 
当時のTGシリーズ・コンソールを完璧に再現した、イコライザー部。本機のハイライトであり、世界が渇望したサウンドがここにあります。
『Pultec EQP-1a3』スタイルのEQは、MIDバンドのブースト/カットがそれぞれ独立しているのが最大の特徴です。もちろんこれが、あのオーガニックな“EMI / Abbey Roadサウンド”の秘密の一つであることは言うまでもありません。
1台1台丁寧にハンドワイヤードされ、産み出されて来た逸品達。刻まれたシリアルの数だけの伝説が、現代に蘇ります。
 
フロントにはDI入力も完備。
様々なソースを このマジック・ボックスに入力する。
ゆとりあるスペースにきっちり詰め込まれたパーツ達は、ただ、あのオリジナル・サウンドを現出させる為だけに吟味、厳選されてきたのです。
   
全てのTGシリーズは、専用の外部電源モジュールで動作します。『PSU-1』は2台までのTGイクイップメントに電源を供給することが可能な、装飾やレタリングさえも一切排した、完全業務仕様の小型電源ユニットです。

●CHANDLER LIMIT
TG Channel EMI / Abbey Road Special Edition
(w/専用電源PSU-1)

販売価格 \320,000
※製品のパネルデザインは、予告無く変更される場合がございます。予めご了承下さい。


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