MAGIC OF LiFE ワンマンツアー2016X-1A 2016.12.09. O-EAST ライブ&機材レポート

MAGIC OF LiFE ワンマンツアー2016“X-1A"
2016.12.09. O-EAST
ライブ&機材レポート

MAGIC OF LiFE ワンマンツアー2016X-1A 2016.12.09. O-EAST ライブ&機材レポート

ライブに見る、かつてからのコア層の厚い支持を支えてきたストレートにドライブするサウンド。
そこに見え隠れする、華。
個々の高い力量が絶妙に融合を果たすバンド・アンサンブル。
そして、聴く者を捉える、類まれなる楽曲センス。
近年、「弱虫ペダル」等のタイアップ楽曲により、一躍その名を幅広い層に認知される事となった実力派。

MAGIC OF LiFE L→R Ba 渡辺雄司 / Vo.Gt 高津戸信幸 / Dr 岡田翔太朗 / Gt 山下拓実

MAGIC OF LiFE L→R 
Ba 渡辺雄司 / Vo.Gt 高津戸信幸 / Dr 岡田翔太朗 / Gt 山下拓実


「MAGIC OF LiFE」 ~ 命の魔法 ~

美しいメロディーを色鮮やかなアンサンブルで包み込む楽曲。
時には優しく、時には荒々しく、独特の雰囲気で会場を包み込むライブ。
高津戸信幸の独特の唄声で一つ一つの言葉を聴き手に届ける。
一瞬の出来事を壮大な物語に、美しく力強い音で表現。

2003年8月 「DIRTY OLD MEN」結成。
2012年4月14日 メンバーチェンジ、現在のメンバーとなる。
2014年10月17日 アーティスト名を「MAGIC OF LiFE」へ改名。
※MAGIC OF LiFE Official Web サイト(http://magicoflife.jp/)より
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2016年12月9日金曜日、
渋谷、TSUTAYA O-EAST。

MAGIC OF LiFE 『ワンマンツアー2016“X-1A"』 迎えたツアー千秋楽

2014年に、「DIRTY OLD MEN」から現在のバンド名に改称した、その場所。
MAGIC OF LiFE 『ワンマンツアー2016“X-1A"』 迎えたツアー千秋楽。

そのステージ。

MAGIC OF LiFE

歌と演奏。
その表現が、まっすぐに、真摯に、観客に向かって放たれるライブ。

MAGIC OF LiFEを形づくる音。

高津戸信幸

絶対的な鮮度を湛える、ボーカル:高津戸信幸(たかつと・のぶゆき)氏の声、歌、メロディ。
多くの聴き手の感性に触れる“艶(つや)”。
その声を 細く、広く、響かせ、言葉を そして激情を表す、真性の歌い手。
そして、聴衆に向けられた、慎ましくも鋭利な言葉。

山下拓実

MAGIC OF LiFEの楽曲において、“エレキギターの振舞い”で、まっすぐに歌に寄り添うギター:山下拓実(やました・たくみ)氏。
PRSから放たれるごまかしの無いそのサウンドは、MAGIC OF LiFEの“育ち”を明らかに示す。

岡田翔太朗
渡辺雄司

そして、“歌をドライブする”、ドラム:岡田翔太朗(おかだ・しょうたろう)氏とベース:渡辺雄司(わたなべ・ゆうじ)氏のリズム・アンサンブル。
ドラム:岡田翔太朗が繰り出す、オーソドックスなプレイの中に散りばめられる“技”は、楽曲に必然的な変化を生む。
楽曲のボトムを支えながらも、ステージ上で一番激しいアクションを見せるベース:渡辺雄司が繰り出す、“うねり”は、歌の感情を露(あら)わにする。

高津戸信幸
山下拓実
岡田翔太朗
渡辺雄司

そして、MAGIC OF LiFEが、ステージで時折覗かせる、“牙をむいた”、激情。
その中においても、明らかなる、どこまでも続くメロディ。
それは、音楽を奏でる表現者の印。

MAGIC OF LiFE

MAGIC OF LiFE。
真摯な表現者達は、進む。

機材レポート~メンバー使用機材/楽器、使用マイクロフォン
MAGIC OF LiFE 2016年12月9日金曜日 渋谷 O-East

機材レポート

滞りなく進行されたリハーサル後、セッティングが詰められているステージ上。
本番まで、そこでメンバーを待つ楽器と機材群。

【ギター:山下拓実氏の使用機材】

Speedster Amplifires
ステージ上手、ひと際(きわ)目を惹く、ギター:山下拓実氏の愛器、『Speedster Amplifires』ギターアンプ。
かのMichael Soldanoがサーキット回路を手がけた、希少なUSA製ブティック・アンプ。



--- 珍しいアンプですね。
山下氏「テックさんに借りて使っていたのですが、音も見た目も良くて、そのまま買い取りました!」

ギター:山下氏、足元のエフェクト・ボード

ギター:山下氏、足元のエフェクト・ボード。
BOSS TU-2 チューナー、BOSS PS-5 ピッチシフター、Fulltone OCD オーバードライブ/ディストーション
2台並んだBOSS BD-2 Blues Driver、BOSS DD-3 デジタル・ディレイ、 Creation Audio Labs MK.4.23ブースタ ーが、
Providence PEC-2 ルーティング・システムに繋がります。

---『Blues Driver』が2台セッティングされていますね。
山下氏「『Blues Driver』はクランチとメインで音量の差を出す為に二台使っています!!」

--- 他、お気に入りの機種は?
山下氏「クリーンブースターの『MK.4.23』はすごくお薦めです!ずっとかけっぱなしで使っています!」

P.R.S.のストップテール・モデル『P22』
P.R.S.のストップテール・モデル『P22』

ギターには、Paul Reed Smith (P.R.S.) のストップテール・モデル『P22』がスタンバイ。

山下氏「『P22』を使い始めたきっかけは、ライブを見に来た先輩が、
その時使っていたテレキャスターよりポールリード(P.R.S.)の方があうんじゃない、一回貸すから使ってみて、と言われて。
そして、使っていたら“誕生日にプレゼントする”と言われて、そのまま譲り受けました!!」

P.R.S.のストップテール・モデル『P22』

---『P22』には、ピエゾ・アウトも装備されていますね?
山下氏「ピエゾを使うタイミングはレコーディング等、ちょっと前に出て欲しいクリーンの時に使います。ライブでは、ほぼ使いませんが、今後いろいろ試してみたいです!」

【ギター&ボーカル:高津戸信幸氏の使用機材】

ステージ中央、ギター&ボーカル:高津戸信幸のギター・セッティング。

ステージ中央、ギター&ボーカル:高津戸信幸のギター・セッティング。

VOX / AC30CC2X

アンプには、Celestionのアルニコ・スピーカーが搭載される『VOX / AC30CC2X』。
高津戸氏「8年前位に大好きな先輩バンドから譲り受けた大事なアンプです。やっと音も僕に馴染んできました。大切 なパートナーですね。」

Gibson ES335

ギターには、Gibson ES335。
高津戸氏「当初、『Epiphone Casino』に出逢い、箱のエレキギターの温かみのある鳴りを気に入って使っていましたが、パワーが欲しくなって、現在は、ピックアップがハムバッカーの『Gibson ES 335』を使用しています。」

Gibson ES335
高津戸氏、足元のエフェクト・ボード

BOSS TU-2 チューナー、Fulltone OCDオーバードライブ/ディストーションMI Audio Blues ProオーバードライブXotic EP-BoosterLine 6 DL4 ディレイ、Providence PEC-1が並ぶ、高津戸氏、足元のエフェクト・ボード。

--- 『LINE 6 DL4』は随分と使い込まれていますね。
高津戸氏「『DL4』はずっと愛用しています。チューブ・ドライブ、テープ・ループ・エコー等、機能が多いので、こいつひとつで沢山遊べます。」

【ベース:渡辺雄司氏の使用機材】


ベース:渡辺雄司の愛器、国際ハイエンド・ブランドAtelier-Z のJBタイプ
ベース:渡辺雄司の愛器、国際ハイエンド・ブランドAtelier-Z のJBタイプ

ベース:渡辺雄司氏の愛器、国際ハイエンド・ブランドAtelier-Z のJBタイプ。

渡辺氏「2年程前から使用しています。Atelier-Zさんに日頃からお世話になっており、オーダーさせて頂きました。初めてオーダーさせて頂いたベースなので思い入れはすごく強いです。70年代を意識した見た目がすこぶる気に入っております。ブロックポジションマーク、ボディは黒ですが、うっすらと見えるアッシュ材の木目が渋すぎます。」

ampeg SVT-VRビンテージ・タイプ・ヘッド

アンプには、こちらもレアなホワイトカラーのampeg SVT-VRビンテージ・タイプ・ヘッドがスタンバイ。
DIには、Akima&Neos Multi Tube Direct Injector

--- 現在のアンプ、DIのご利用のきっかけは?
渡辺氏「『ampeg SVT-VR』は自分に合うアンプを探していた時に、たまたまユーズドのものに出会い、即購入しました。DIは、Atelier-Zさんに伺った際に出会いました。アンプもDIも、見た目が男らしくて気に入ってます。DIに関してはこれを使用するだけでラインの音に真空管の“歪み”や“温かみ”が出るので、重宝しています。」

渡辺氏の足元ボード

セッティングが動かないように各エフェクトノブへ施された、あるいはエフェクトそのものとエフェクトボードの固定の為のガムテープ処置が生々しい、ベース:渡辺氏の足元ボード。 BOSS TU-2 チューナー、DARKGLASS Electronics Microtubes B7K Analog Bass Preamp、Providence RX-L1、Crews Maniac Sound SVD-001 Bass Drive Pedal、EBS MULTI COMP、が並びます。

---サウンドの要となっている機種は?
渡辺氏「基本の音を作っているのは、『DARKGLASS Electronics Microtubes B7K』です。ブレンドを12時くらいに設定し、うっすらと歪みをかけて使用しています。常にオンにしていますが、ベース本体のいいところを残しつつバンド・アンサンブルに埋もれない音に出来るので気に入ってます。」

【ドラム:岡田翔太朗氏の使用機材】

ドラム:岡田翔太朗が奏する、NATAL のキットを中心にまとめられたドラム・セット
ドラム:岡田翔太朗が奏する、NATAL のキットを中心にまとめられたドラム・セット

ドラム:岡田翔太朗が奏する、NATAL のキットを中心にまとめられたドラム・セット。

岡田氏「メイプルのキットを使っています。カラーリングは鮮やかで華がありますが、落ち着きも感じられて嫌味が無くずいぶんとイケメン(美人!?)な相棒です。音はメイプルらしく、明るく、キレがあり、それでいてしっかりとした低音が鳴ってくれるので、カラフルなMAGIC OF LiFEのサウンドにぴったりだと思っています。私の記憶が確かならば、このセットは吹き付けて塗装しているので、音の変化があまりなく、本来の木自体の音により近いサウンドが出ているはずです。」

MOTU社オーディオI/F 828xとPCのセット

ドラム・ブース内、岡田氏の手元には、MOTU社オーディオI/F 828xとPCのセットがスタンバイされ、同期系のコントロールは、岡田氏により、ここから操作されます。

岡田翔太朗

岡田氏「『828x』のアウトプットは6つ使っています。1、2から楽器素材を、3、4から声モノ素材を、6からボーカルへのクリックを、すべてPAに送っています。5からは、直接、手元のミキサー(『MACKIE MIX8』)に、自分用のクリックを送っています。」

【HEiL マイクロフォン】

このステージにおける、もうひとつのキー・ポイント。各楽器に設置された、数々のHEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン。 例えば、岡田氏のNATALドラム・キットへのセッティング。

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

キックには、PR48

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン
HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

スネアに、PR20。加えてボトムにPR31BW

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

タムには、PR28
HEiL製のリム取り付けアタッチメント、HH-1での取り付けです。

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

フロアタムにも、PR28。同じく、HH-1で取り付けられています。

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

ハイハットに、小型ダイナミック、Handi Mic Pro Plus。

HEiL Sound(ヘイル・サウンド) マイクロフォン

そして、ライド裏に、PR22
トップにこそAKG C480 コンデンサーマイク*2本が据えられているものの、ここまでHEiLマイクが揃っている様は圧巻!

MAGIC OF LiFEのツアーでPAオペレートを務める (株)パワープレイミュージックの滝瀬 和陽(たきせ・かずはる)氏

MAGIC OF LiFEのツアーでPAオペレートを務める (株)パワープレイミュージックの滝瀬 和陽(たきせ・かずはる)氏にお伺いしました。

MAGIC OF LiFE

滝瀬氏「まず、HEiLのマイク全てに共通した印象として、身の詰まった音、密度の高い音、といいますか、他社メーカーには無い“充実感のある音色”を得られる、と感じています。ドラム類に使用した際には、シェルの鳴りや裏面のヘッドの鳴りまで収音できるので、ローピッチ気味なチューニングでも、スネアやタムの音程感や存在感を埋もれさせずに出す事が出来ます。また、タムに使っている『PR28』やキックにつかっている『PR48』は、ローエンドがクリアに残せるので、バンドMIXの中でも邪魔にならない、と感じています。」

更に、ギターアンプにもHEiLマイク達が。

ギターアンプにもHEiLマイク達が

ギター:山下氏のSpeedsterアンプには、PR30

ギターアンプにもHEiLマイク達が

ボーカル&ギター:高津戸氏のVOXアンプには、PR30とSHURE SM57がセッティングされています。

滝瀬氏「『PR30』でギターアンプを収音した際、音域のレンジが広く感じます。それでいて、高音の嫌なピークが出ません。Mid Low帯域もキレイに拾えるので、キャビネットの鳴りも収音でき、ギターの音色の“カッコ良さ”が上手く出せるマイクだと感じています。併用している『SM57』は、楽曲や場面による変化を出したいと思い、『PR30』に足してみたり、まったく出さなかったりしながら使っています。基本的には『PR30』の音をメインで出しています。」

ampeg SVTベース・キャビネット

更には、ベース:渡辺氏の背後に立つ、ampeg SVTベース・キャビネットにも、HEiL のPR40が。

HEiLマイク

滝瀬氏「『PR40』は、高音帯域が『PR30』より伸びていると感じています。ベースアンプに使用した場合、ピッキングの質感やフレーズの輪郭を出すのに適しています。Ba.雄司氏チョイスのDIも、倍音感がとても心地良く、いい音がするのですが、そこに空気感や人間味、の様なもの、の付加を目的として、『PR40』を使っています。場面によって、ベースラインを強調したい際にはマイクの音量を上げています。」

HEiLマイク

そして、ボーカル:高津戸信幸の“声”を捉える、HEiL PR35
内外の多くの一流アーティストから厚い信頼を得ている、プレミアムなボーカル用ダイナミックマイク。

HEiLマイク

滝瀬氏「『PR35』の所感としまして、中音域が埋もれずに出て来てくれる印象があります。Vocalのピッチ感や言葉を出すのに適している、と感じています。 高津戸氏の描く楽曲は、“歌詞”や“言葉”、“物語”がとても大切にされており、そうした楽曲中の“言葉”を伝えるのに、『PR35』は、とても重宝しています。『PR35』のもう一つの所感としまして、ファルセット・ボイス等、一般的に細くなりがちな声でも、ちゃんと前に出せるマイクだと感じています。そして、高津戸氏の場合、そうしたファルセット等、一般的なマイクでは細くなりがちな帯域に特徴があり、とてもキレイな声質になりますので、そこが絶対聴かせたいポイントになります。そのため、高津戸氏の声質と『PR35』との相性はとても良いと感じています。」

HEiLマイク

MAGIC OF LiFEメンバーからも、以前まで高津戸氏が使用していたマイクと比して、
「モニターからのボーカルの声が聴き易く、歌詞が判りやすくなりました。」 との声が。

機材のセレクトに見る、プレイヤーのこだわり。それを支えるエンジニアのこだわり。
MAGIC OF LiFEのステージに見た、“プロの仕事”の一端。
その全ては、人に何かを伝える為に。

MAGIC OF LiFE

(レポート: 沼田 進 / パワーレック)

■MAGIC OF LiFE(マジックオブライフ)
official web site http://magicoflife.jp/

MAGIC OF LiFE(ex DIRTY OLD MEN) - 弱虫な炎 (Live at LIQUIDROOM ebisu 2014.07.11)
MAGIC OF LiFE- 呼吸(LIVE at 赤坂BLITZ 2016.06.19)
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濱瀬元彦 The E.L.F. Ensemble with 菊地成孔 Live at JZ Brat on 10th Feb. 2016. ライブレポート&インタビュー
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