74Telecaster Custom
Closet Classic (WH/M)
Built by Mark Kendrick
70sテレキャスターの中でも古くから根強い人気を誇るテレキャスター・カスタムですが、当時の物は重かったり70s特有の造りの荒さがあったりしますので、ビルダー製の「使える!」サウンドとクウォリティーを持ったギターを求める方もいらっしゃるのではないでしょうか!
今回製作を依頼したのは、ビルダーの中でもベテランの域に達しているマーク・ケンドリックです。フェンダーの歴史を知り尽くし、楽器に対する造詣も深いマークですので、このテレキャスター・カスタムも上質なトーンと造り込みの良さを持っております。

まず最初に良い意味で期待を裏切られるのが、手にした時の軽量さです。3kg台前半のその軽さは、「テレキャスター・カスタムは重い!」と思っている方からするとオッと思う軽さです。ヴィンテージでも稀に軽量で鳴りの良い物を見かけますが、まさにそのような感覚を持っております。更に、アンプに繋ぐ前にコードを掻き鳴らしてみると、その生鳴りの良さに驚かれるかと思います。ストレートでありながらも程好く広がる響きは軽量なボディーだからでしょうか、ジャカジャカと弾くだけでも気持ちの良いギターです。

アンプにプラグインして鳴らしたトーンはマーク・ケンドリックらしさを感じさせる、まとまりが有りストレートに伸びるサウンドを持っております。70年代風にエッジが立った芯の強いサウンドはドライブのノリも良く、キメ細かく歪むゴリッとしたロックな印象を持っております。テレキャスター・カスタムの特徴的なフロントのハムバッカーからのトーンも、ブーミーな感じはありますが、タッチ感の良さから「使える」サウンドで、リアピックアップ時のジャキッとしたトーンとの対比も楽しめる一本で多彩なトーンを奏でることのできるギターです。
全体的な造りもビルダーらしい丁重さが有り、ネックジョイント部の精度の高さやフレットの処理など、70年代のギターでは求める事のできない、ビルダーならではのアドバンテージが随所に見られます。オリジナルの上質な鳴りを持つギターを細部まで調整し、扱いやすくしたかのようなこのテレキャスター・カスタムは、ガンガンと弾き込むプレイヤーの方にこそ使って頂きたい逸品です!



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