59Esquire Relic (WBL)
Built by Jason Smith
マスタービルダーの新鋭、ジェイソン・スミス製作のエスクワイヤー!!
フェンダーが新たに任命したマスタービルダー、ジェイソン・スミス。フェンダー製品の研究開発において多大なる実績を残したダン・スミスを父に持ち、ジョン・イングリッシュに師事してギター製作を学ぶ、とのプロフィールからフェンダーのエリート的な印象を受けますが、本人ははにかんだ笑顔が素敵で物静かな「青年」です。この若きマスタービルダーは、その穏やかな物腰とは裏腹に製作するギター達は大胆にして繊細、まさに新鋭と呼ぶに相応しい力量を発揮し、上質な楽器を産み出しております。
この59エスクワイヤーを見ても、ジョン・イングリッシュからの影響か、あたかもヴィンテージの様な渋い風格を湛えたルックスを持っております。レリック仕上げでの細かなキズの入り具合やウェザーチェックの入り方などやホワイトブロンドのカラーが経年変化で色焼けしたかのような感じまで、見事に再現しております。

勿論、このようなルックスも素晴らしい出来をしているのですが、このギターを手にし弾いてみた時にこそ、ジェイソン・スミスのマスタービルダーとしての「素質」を感じ取る事ができると思います。このギターをよく見るとネック周りのレリックの具合が軽く仕上げている事に気付かれるかと思います。たぶんこのギターがこの先も長い間弾き込まれる事を想定しての事ではないかと思いますが、このようなプレイヤーサイドに立った視点からの造り込みが随所に見られます。程好い太さを持ったネックグリップと指板やフレットサイドの処理から、ヴィンテージタイプの指板Rを持ちながらも弾き易さを持っており、軽量なボディーと共に実戦的な演奏性の高さを持っております。

サウンドも「59エスクワイヤー」とのネーミングどおりに、メイプルネックの50sテレよりも中音域にピークを持ったローズ指板らしいトーンを再現しております。軽量ボディーを活かした枯れたトーンを持ちながらも、ドライブの食付きが良くややワイルドに響く使い込まれたヴィンテージの様なサウンドは、「さすがはマスタービルダー!」と唸らせる逸品です。ファズ系の荒々しい歪が似合うギターで、ラフにガンガンと弾き込むようなスタイルがシックリとくるロックなギターとも言えるでしょう!リアの1PUと言う男らしいエスクワイヤーのスタイルでも不満を感じさせない、弾き手のピッキングをダイレクトに、そしてセンシビティーに伝える、まさに大胆且つ繊細なギターと言えるでしょう!




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