アコースティックギターの造りは、大雑把に言ってしまえば弦の振動をボディで共鳴させて大きな音を出す、と言ってしまえば簡単なのですが、そのシンプルだからこその奥の深さをも持っております。
特に木材の種類やグレード、ボディのサイズ、構造や造り方などでもサウンドに違いが出てくるデリケートで繊細な面も有りますので、実際にステージやスタジオなどの実戦で使う方は、そのサウンドを最大限に引き出す為に色々と試行錯誤している方も多いかと思います。
単純にバンドアンサンブルでアコースティックサウンドが欲しい時でもそのサウンドをどのように出すのか、出音のピッチ感や演奏性のに関してなどでも色々と工夫している方も多いかと思います。
もちろん、既存のままギターを弾く!という方は多いかと思いますが、より使い易いようにチョコッと手を加えるモディファイに興味が有る方も方も結構いらっしゃるのではないかと思います。ピックアップを取り付けたり、ペグを変えてみたりなどや、弦高を低くする為にブリッジ駒を削ったりするのもモディファイの一種ではないでしょうか!

考えてみると結構奥が深いアコースティックギターのモディファイですので、当店スタッフも色々と考えつつ気になる仕様でモディファイしてみました!是非ご覧下さい!

そんなブラウンギターズのモディファイドギター、
現在は下記に掲載のモデルのみですが、今後どんどん登場予定です!
 

File No.003"Asturias Grand Solo SR w/L.R.Baggs iMIX"


●L.R.Baggs iMIX デュアルPU搭載
モディファイ
Asturias Grand Solo SR
w/L.R.Baggs iMIX
税込販売価格 \338,000

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オリジナルサウンド Element
  iBeam
  Element&iBeamミックス

 アコースティックギターをステージなどでバリバリと弾く方は、サウンド面でのアドバンテージを考えるとマイキングが最適だとしても、実用性を考えるとエレアコの使用やアコースティックギターへのピックアップ搭載等を考える事が多いのではないでしょうか。バンドアンサンブルの中での使用ではハウリングに悩まされたり、ソロでのパフォーマンスでは色々な会場で演奏する機会が多い分だけ、会場によっては簡易的なPAしかなくサウンドメイクが難しかったり等の問題も多いかと思います。そのような色々な悩みを抱えつつアコースティックギター用のピックアップについて考えている方も多いかと思いますので、近年では注目度の高いデュアル・ピックアップシステムで、尚且つ比較的にハウリングにも強いL.R.BaggsのiMIXをチェックしてみました。搭載するギターについて色々と考えましたが、質の高い物は当然ベストなのですが、あまりに高価過ぎるとバリバリと実戦的に弾きまくるには気を使い過ぎてしまいますので、実際にお問合せ頂く事の多い30万円前後の価格帯でと考え、AsturiasのGrand Solo SRをチョイスしてみました。それなりのボディーサイズが有りながらもくびれの深いセミジャンボ・スタイルのカッタウェイ・ボディー、そして適度なボディー厚から、演奏性の高さと生鳴りのバランスが良く、、ピッキングに対する反応の良さをも持ち合わせておりますので、ピックアップを搭載するには最適なアコースティックギターではないかと思います。

 L.R.BaggsのiMIXは、アンダーサドルタイプのピエゾピックアップ「Element」と、ブリッジ裏に貼り付けてトップ材の振動を拾うピックアップ「iBeam」の2系統のピックアップをブレンドしながらサウンドを造っていくタイプのピックアップです。それぞれのピックアップのみにもコントロールできますので、ElementとiBeamのそれぞれの単体でのサウンド、、そしてそれぞれをミックスしたサウンドを録音してみました。音の出力には、ミキサーにALESIS Multi Mix 8 USB 2.0 MULTI CHANNEL MIXER/AUDIO INTERFACEとスピーカーにはFostex PM 0,4を用いた簡易的なPAシステムとしました。EQは真ん中のフラットセッティングで、ミキサーに内臓のリヴァーブを軽く掛けております。念の為、比較し易いようにアコースティックギターの生音をマイキングしたサウンドも録音してみました。
<オリジナルサウンド>

 まず、アンダーサドルタイプのピエゾとしては人気の高いエレメントですが、評判が良いだけ有って音像がクッキリとしている割にはシャリシャリした感じが無く、太いと形容してよいのでしょうか、スッキリと音が立つ感じが有ります。弾いている時のダイレクト感は素晴らしく、このタイプのピックアップとして良く出来ていると思いますが、やはりピエゾですので、音の奥行き感には少し欠ける感じはします。
< Element >
  次に、近年のL.R.Baggsの人気ピックアップ、iBeamですが、柔らかく奥行きの有るトーンはナチュラルで深みの有るサウンドを持っております。空気感を持った響きでありながら、ボディートップに貼り付けるタイプのピックアップとしては比較的に音像がシッカリしており、これ単体でも使えるトーンを持っており、人気が高いのも頷けますが、シビアに見れば、ピッキングした時のダイレクト感は弱く感じてしまい、音の立ちは弱い感じがします。
< iBeam>

 そこで、ElementとiBeamをミックスしてみましたが、個人的にはElemenntに少しiBeamを足した感じ、感覚的にはElemenntとiBeamを7:3ぐらいの割合なつもりでミックス・コントロールをセッティングした辺りが気持ち良かったです。Elemenntでのダイレクトなサウンドを芯に持ちつつ、iBeamのエアー感をナチュラルに合わせた感じで、それぞれの短所を補い、良い所を上手く出した感触のサウンドではないかと思います。
< Element&iBeamミックス>

 当然アコースティックギターの音をマイキングしたサウンドと同じ音にはならないのですが、最近のピックアップはかなり性能も良くなっており、特にこのiMixのようなデュアル・ピックアップですと、セッティングによってはかなり臨場感の有るサウンドを作る事も出来ますので、けっこう使えるアイテムなのではないかと思います。実際にステージやスタジオなどでの使い勝手も良く、アウトボードのプリアンプ等とも組み合わせれば、弾き手側でかなりサウンドをコントロールできると思いますので、バリバリの実戦派のプレイヤーにはオススメですよ!

 

File No.002・Buzz Feiten Tuning System 000-28 w/BFTS


●BFTS モディファイ
Buzz Feiten Tuning System
MARTIN 000-28 w/BFTS
税込販売価格 \298,000

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 チューニング。 アコースティックギターを弾く方では特に気にする方も多いかと思います。その構造上、ブリッジ部でオクターブをアジャストできない事がほとんどで、ピシッとした感じが得られ辛いと思いますが、最近ではブリッジ駒の頭、弦の乗る位置を微妙にスラントさせてイントネーションを合わせるようにしたモデルも多くなっております。それでも、弦をフレットに押さえつけて音程を変えるギターの構造から、微妙な違和感を感じる方もいらっしゃるかとも思います。
そこでエレキギターでは認知度の高くなってきた、「Buzz Feiten Tuning System」(以下BFTS)をインストールしたらどうかと思いたち、モディファイしたギターがこのモデルです。
 ただ、アコースティックギターにBFTSをインストールする作業は高い技術と手間(ブリッジ位置を移動させる加工も必要)が掛かり、インストールをためらう方も多く、インストールしたサウンドを実際に試す機会も少ないためか、まだアコースティックギターでの認知度は低いのかと思います。

今回、定番的な機種であるMartinの000-28にBFTSをインストールしましたので、インストール前と後でのその違いを、リアルに体感していただけるのでははないかと思っております。
 実際にBFTSインストールの000-28を弾いてみると、オクターブピッチの関係からハイポジションでのコードで体感し易いのかと思っておりましたが、意外にもローポジションでのコード感が抜群に良くなっているのです!アコギでよく使う開放弦を絡めたDコードやCコード、Eコードなどがスッと抜ける感じで響いてくれます。
個人的にはDコードが特に良く響くように感じられました。
 今まで、エレキも含めてローコードのDを弾いた時には微妙な違和感を感じていたのですが、そのモヤモヤがスッと晴れたような感触です。全体的にサウンドもクリアになった感じも有り、出音もブワッと前に出て広がる感じがするのは気のせいでしょうか、弾いていて非常に心地良いサウンドなのです。
 前述のようにアコギにBFTSをインストールするためには、ブリッジサドル位置を移動する必要があり、サドルが入るスロットを作り直す作業をおこないますが、リペア技術にも秀でたT's Guitars 高橋氏のインストールですので、その跡もほとんど目立ちません。
この出音、この弾き心地を考えると、アコースティックギターにBFTSは、けっこうオススメのモディファイだと感じてしまいました。
弾き比べたサウンドファイルも用意してみましたが、これは実際に弾いて頂いた方が解り易いかと思います。気になる方は是非お試し下さい!

File No.001・Gibson J-45 Standard Freedom Mod

●ステンレスフレットモディファイ
Gibson J-45 Standard
Freedom Mod
税込販売価格 \288,000

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 ネックに打たれているフレットは、押弦した際に直接弦を支持する所である為、サウンドへの影響も大きいかと思います。またフレットの太さや高さはプレイヤビリティーにも影響しますので、気にするプレイヤーの方も多いのではないでしょうか。そんな中、近年注目を集めるのがステンレスフレットです。耐摩耗性の高さや曇りやサビが出辛い特性を持った耐久性の高さ、摩擦抵抗の低さからの滑らかなフィンガリングなど、フレットの素材としては理想的な特性を持っておりますが、従来のシルバーニッケルのフレットから打ち変えた時の音質特性の変化を懸念する方も多かったのではないかと思います。
 そこで、このステンレスの特性を活かしつつ音質特性にまで考慮したのが、フリーダムのステンレスフレットです。音質が硬くなり過ぎないように素材の硬度を落としたこのフレットのトーンは、ステンレス特有の立ち上がりの良さから来る煌びやかさを持ちつつ、中音域の太さや豊かさを維持しております。
 ギブソンの定番モデルJ-45 Standardを基本に、このステンレスフレットを用い、更にブリッジやナットなどを細かにリファインしてフリーダムがモディファイしたギターがこのモデルです。J-45らしいミドルの暖かさを持った基本となるサウンド特性は大きく変わっていないのですが、コードをストロークした時のサウンドの分離感は良くなっており、単音での出音も立つ感じになっております。
 サウンドの違いを比較できるように、通常のJ-45 Standard とフリーダム・モディファイのこのギターを同条件で弾き比べてみました。大きなサウンド変化は無いので解り辛いかもしれませんが、ギラギラし過ぎない程度に煌びやかで、なんとなくサウンドも立つ感じではないかと思います。


ブラウンギターズ/ミネタ
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