番外編

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ファクトリーツアーの中では触れられなかった興味深いお話がまだまだあります!
ぜひ番外編もお楽しみ下さい。


ファクトリーツアーの取材が終わった後、私が廊下で一人パネルを眺めているとロンが話かけてきて下さり、アレンビック・スタジオを立ち上げた時の様子などを教えて下さいました。
そしてその話の流れで彼のラボに連れていかれ、愛用している計器類を一通り説明された後(残念ながら詳細までは理解出来ませんでしたが、、)、さらに奥の部屋を案内して頂き、彼がアレンビックの仕事とは別で研究/開発に関わっているという天体望遠鏡のウェブサイトや、直径40"(約1m)の特大レンズの木枠なども熱心に説明して下さいました。

この後、何やらコンピューターランゲージ(?)のプログラムに関するミーティングがあるとかで、いかにもといった感じの方々がオフィスの応接間に続々と集まっていました、、。ひとつ判ったことは、この方はグレイトフルデッドとの出会いが無かったら、恐らくこの業界にはいなかったであろう、紛れもない天才科学者だということでした、、。





ロン氏が初めて立ち上げた
アレンビック・ショップ/スタジオのドアの写真。
ここから全てが始まりました。





これもなかなか貴重かもしれません。

ロン氏の書斎で見せて頂いた スタジオ録音用のマイクです。床や壁、天井といった「面」に設置するためのマイクとのこと。

ロン氏がしきりに口にしていた彼の"レゾナンス(反響)"理論で解釈すると、楽器の最もナチュラルな音を出来る限り忠実に集音(録音)するためには、反響する直前(最初にぶつかる面)の位置で集音する必要があるのでしょう。勉強になりました。





ついでにもうひとつお勉強です。
その"レゾナンス(反響)"の理論から生まれた
彼の興味は録音だけに留まらず、
宇宙にまで飛躍してしまいました。
なんとテレスコープ(天体望遠鏡)の分野にまで
関わっていらっしゃるようです。

遥か彼方の星をレンズ越しに視覚で捉える装置
(天体望遠鏡)の原理も電磁波のレゾナンス、
音が跳ね返るのもレゾナンス、
楽器の生鳴りもレーダーも全ての原理はレゾナンス。
もう何が何だか分かりません。





さらに、次の日、ロン氏のインタビューを行っている時、彼の指示でマイカが我々のところに持ってきてくれたものは、なんとも大変興味深い資料でした。

それはなんと、アレンビックの歴史が詰まった最初期の出荷リストです!これはマニアならずとも必見です!個人的にはこれが一番お宝度が高いように感じましたが、いかがでしょう?





ジェファーソンエアプレインのジャック・キャサディーの為に
製作したアレンビックの記念すべき第一号機は`72年作の
#1ベースに始まり、グレイトフルデッドにおいては、ボブ・ウィアーの#2ギターから、ジェリー・ガルシアの#3ギター、#8のフィル・レッシュの"Custom SSB"に、ドラマーのミッキー・ハートの名前まで、ニール・ヤングやスタンリー・クラークの名前も確認することが出来ました。

リストをじっくり見てみると、楽器の出荷本数も、初年度の`72年には18本、`73年は 29 本、その翌年には84本と、徐々に生産本数を増やしていることが分かります。





そして…
これこそがアレンビックの第一号機です!

2つのマグネティックP.U.は、レール上をスライドさせることで位置を自在に設定することが出来るそうです。

また、各ピックアップはそれぞれスーパーフィルターのサーキットを通過して出力されていたそうです。
ちなみに、ブリッジ下部のあたりにはへそくり用の秘密の小部屋が設けてあったとかなかったとか。





以上です。

皆さま、大変お疲れ様でした。Alembic Factory Tour お楽しみ頂けましたでしょうか。

これまで謎も多かったアレンビックですが、より深く知ることで、より多くの方にご興味を持って頂ければ幸いに存じます。

最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。





The Shipping Room
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