心斎橋プレミアムギターズ Fender Tube Amp Collection

'68 Custom Vibrolux Reverb試奏レポート

松本によるインプレッション

現行のリイシューモデルではDeluxe Reverbと並んで非常に人気のあるVibroluxが 装いを新たにヴィンテージモディファイド・シリーズに登場!
サイズや重量などがDeluxe Reverbに似ており、VibroKingとDeluxe Reverbの中間的な存在であるCustom との事で位置づけがなぜか?(笑)そそられる'68 CUSTOM VIBROLUX REVERB!「Custom'68」ですのでVintageTweedサウンドまでメイクできるなんてFenderラブなプレイヤーならこれ以上ないコラボですよね! '68 CUSTOM VIBROLUX REVERBは、2×10インチのCelestion TEN 30スピーカーを搭載、ブライトスイッチ搭載などDeluxeReverbのクリーンサウンドに更に磨きをかけたような みずみずしいナチュラルクリーンを作り出せるのがこの「'68 CUSTOM VIBROLUX REVERB」! キレのあるタイトなサウンドで絶妙なコンプレッション感を持ち、弾き手のニュアンスを そのまま音に反映させるハイファイな一面も!
40Wという出力でヘッドルームの広いダイナミックなサウンドが作り出せ、ライブなどでも 性能を十二分に発揮させられる隠れ名機! ヴォリュームを上げた際のドライブはパワー部まで信号が行き渡っていると感じられるウォームな サウンドをアウトしBluesやClassicロックにもマッチした美しい真空管サウンドをアウトします! ABスイッチを使用して2Ch的に使用するも良しチャンネルリンクし更に太いテキサスサウンドを 作り出すも良し!オススメの銀パネです!

丹正によるインプレッション

丹正によるインプレッション
先の3機種に遅れること約1年。遂に68 Customシリーズに『Vibrolux Reverb』が仲間入りです!!
ワット数は35ワット出力で、現68Customラインナップの中ではDeluxeとTwinの間に位置するモデルです。 正直、Deluxe ReverbがあるのにVibrolux Reverbを出すなんて、、、と思っていたのですが、実際に弾いてみると凄く良いです!!笑  個人的にオススメしたいのが、アンプをドライブさせた時のサウンドです。大体Volを5ぐらいまで上げますと徐々に歪み始めます。音量的にはバンドアンサンブルに入れば丁度良いくらいの音量だと思いますが、自宅では少々難しいかもしれません。ドライブのキャラクターは、ハリがあり程よくクリスピーな印象でした。コードの分離感や歯切れも良く、カッティング等をする時に非常に良いドライブです! 逆に言うとDeluxeの様な少しグシャッとしたドライブとはキャラクターが違いますので、そう言った面で選んでいただいても良いかと思います。 ウォームなミドル寄りのサウンドのCustomと、煌びやかで少しトレブリーなサウンドのVintageの2種類のインプットを搭載しており、各チャンネルにBrightスイッチもありますので、細かな設定が音作りも可能です。リバーブは両チャンネルに効きます。勿論、クリーンサウンドも35ワットと言う事もあり、Deluxeに比べ余裕を持って作る事が可能です。スピーカーは10インチを2つ搭載しておりますので、音の広がりや音圧もしっかりと出す事が出来ます。自宅ではなく、スタジオ・ライブ等をメインで使用されるアンプをお探しの方は是非一度お試しください!

Fender '68 Custom Vibrolux Reverb



■Output : 35 Watts ■Tube : (2 x 6L6), (4 x 12AX7), (2 X 12AT7) ■Speaker : Two - 10” CelestionR TEN 30 Speakers - for Crunchy Modern Tones ■Weight : 18.96 kg ■Size : 46.05 (H) X 61.93 (W) X 24.46 cm (D) ■正規品、100V仕様