WSRより愛をこめて〜第3回
 

-----ギターマガジン'96年9月号より-----   

『リペアと流行』

 WSRはイケベという大型ショップの中にある工房なので、流行をいち早くキャッチできます。同時期に同じ様な内容の改造依頼が集中するという現象は、シーンや流行をヴィヴィッドに映し出します。
 二年程前にはパッシブベースにプリアンプを組み込むのが流行り、WSRでも二ヶ月ぐらいの間にフェンダーベースにプリアンプを十数本組み込んだ記憶があります。
 記憶に新しいところでは昨年、フェンダージャガーやムスタングにハムバッカーをマウントするのが流行りました。「カートコバーン」の影響でしょうね。
 WSRでは今までに、そういった流行をいち早くWSRオリジナルカスタムチューンとして製品化し、大好評を得ています。
 フェンダーJBにプリアンプを搭載し、私なりにサウンドチューンした“JB-WSR”はロングセラーで今なお売れ続け、ジャガーにハムバッカーをマウントした“HJG-66KC”は驚異的メガセールスを記録中です。この様な製品は、たくさんのお客様とダイレクトにお話を続けていく中で生まれていくのです。WSRは、ショップの中にある強みを生かし、これからもプレイヤーのニーズを迅速かつ小回りの効く形で製品に反映するよう努力しますので、皆様もどんどん御意見お寄せくださいね。
 そして、『最近の流行』は?と言いますと、HJG-66KCにチューン・オー・マチックブリッジを載せるとか、そう!『オールド風』が流行っているのです。今までにも無かった訳では無いのですが、フェンダーカスタムショップ、RELICシリーズの発表で一気にスパークした感があります。そこでWSRでも『オールド風』モデルを作ってみました。自分で言うのも何ですが、なかなかかっこよく仕上がっていると思い ますので、是非店頭に見に来てくださいね。

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