WSRより愛をこめて〜第26回
 

『ジャックのお話』

「来る99年は、WSR額田革命の第一章をスタートさせるぜ!もちろん、オレに付いてくるなら、本隊からの引き抜きもあるかもな。」 今月はジャックのお話です。一言でジャックと言ってもエレキギターにはいろいろな種類のジャックが使われています。では最も一般的なモノラルジャックから説明していきましょう。
 恐らくみなさんのギターには国産かUSAスイッチクラフト社製(以下SC)のものが付いていると思います。どちらが良いかというのは別にして両者の構造的な比較をしてみましょう。
(図1)まず国産のものでは9mmの取り付け穴なのに対してSCでは9.5mmと少し大きくなっています。

図1
1fig.jpg (26500 バイト)

そしてナットを取り付ける為の首の長さが国産8.5mmに対してSCが7mmになっています。よって交換の際には取り付け穴、ボディ(ピックガード込み)厚にも注意が必要になってきます。
又、プラグのチップに接する端子がSCは国産に比べて2mm長い為、コントロールザグリの深さ(ボディ厚が薄いものは特に)にも注意しましょう。国産のものは安価でプラグを固定する力が弱く、比較的簡単にジャックが抜けてしまうような感じですが酸化はしにくいと思います。
一方、SCは国産に比べて二倍近い値段がします。逆にプラグを固定する力は実に強いのですが酸化して“緑青”がが出てしまうケースがあります。“ガリが出る”というトラブルにおいて、国産の物はプラグを固定する端子のゆるみ、SCの場合は酸化による原因が多いと思われます。
ステレオジャックも国産とSCのものが存在し、上記と同様の性質を持っているので、その使われ方を説明していきましょう。(図2)


図2

1fig_2.jpg (22237 バイト)

本来は文字どおり出力をステレオアウトする為に使われているもので、ステレオのプラグを差し込んで使用するものですが、現在では電池を必要とするギターに使われます。これはステレオでない一般のプラグを差し込むとジャックの短い端子がプラグのアースとショートして電池が流れるようになります。当然プラグを差していなければアースに落ちないのでムダに電力を消費することが無いというワケです。もし、あなたのギターのバッテリーが異常に減るという場合、電池の一端子が何らかの原因でアースとショートしている事が考えられるのでチェックの必要があるでしょう。

次回は「弦アースについて」です。

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