WSRより愛をこめて〜第25回
 


『その他のSWのお話』



98年ラストも、WSR額田タイフーンが吹き荒れる。「このシリーズも、俺がもらった!」

さて今月はSW関係最後のお話です。

1.「スライドSW」……図1&2 これはフェンダージャガーやムスタングに取り付けられているSWで近年発表されるギターにはあまり取り付けられる事が少ない様です。

今まで紹介したSWの中では恐らく最も原始的な物ではないでしょうか?2点のものも3点のものもレバーをスライドさせることによって隣り合った2つの端子をショートさせることが出来るといった構造になっています。フェンダームスタングでは「フェイズアウト」-「オフ」-「フェイズイン」といった使い方をしていますが配線の仕方によっては6PのON-ON-ONのミニSWやトグルSWと同じ使い方をすることができます。

2.「PUSH-PUSH SW」……図3 これはあまり目にすることはないと思うのですが、JAMES TYLERのSTUDIO ELITEやフェンダージェフベックモデルに付いている、押す度にSWが切り替わるというシロモノです。操作方法は違いますが回路の内容は6PのON-ON SWと全く同じになっています。

今回まで約半年にわたってSWのお話をしてきましたがお分かりいただけたでしょうか?いろいろな種類のSWがあり、その中にも機種別に配線方法が違ったりして戸惑いがちですが、要は1つの回路において信号の通り道は各ポジションごとに1つしかないということです。見よう見まねでこれらのSWの配線をすることは簡単ですが、一歩踏み込んで構造を理解すると何かのトラブルにも対応できるかも知れませんし、それを応用した配線が思いつくかも知れません。ぜひみなさんにもチェレンジして欲しいものです。前にも書いた事がありますが“わからない”のではなく“知らない”だけなのですから。


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次回は、「ジャックのお話」をする予定です。

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