WSRより愛をこめて〜第29回

 



「コンデンサーの使い方」
 

皆さん今日は!先月はコンデンサーについてのお話をしましたが、
今月は「コンデンサーの使い方」についてお話ししていきましょう。

・トーン回路として使う(0.022〜0.1MFD)
これはコンデンサーの使い方としては最もオーソドックスな例で、1V1Tといった場合のTはこの回路を指し、高い周波数の音ほど良く通すコンデンサーの性質を利用し、ポットを絞っていけば絞っていくほど高い周波数の音がアースに落ちるようになっています。「ポットのお話 2」(98年3月号)でも述べましたが、この時、ポットのカーブがBカーブだとなめらかに高音域が減衰していかないので注意が必要です。又、センタークリック付きのポットを使った場合、クリックの位置を基準に考えると、0方向に回すとハイカットで、10方向に回すとローカットに聴こえますが実際にはただのトーンです。(98年4月号「ポットのお話 3」)

・ハイパスボリュームとして使う(主に0.001MFD)
これはFender Telecasterに使われている回路です。ボリュームを絞っても、高音域だけはアースに落ちずに出力されるというもので、ボリュームを絞ったときに高音が劣化せずに「シャカシャカ」としたサウンドになります。又、近年ではコンデンサーと一緒に固定抵抗をはさんで、フルボリューム時と同じような音色でボリュームを減衰させているギターも多くなっています。(Schecter,Shur,Don Grosh etc....)

・ローカットコントロールとして使う(主に0.001MFD)
これは・のコントロールを応用したもので、ポットの端子はどこもアースにつなぎません。ポットを絞っていくと、・の時と同様に高い周波数の音はコンデンサーを通して出力されますが、低い周波数の音は抵抗によって出力されにくくなります。

wsr-29.jpg (22455 バイト)

・・・といった感じなのですが、お分かり頂けましたでしょうか?今月で電気パーツのお話は終了になります。これできっと皆さんはEギターに使われるパーツの事が良く分かったとおもいますので、来月からは「配線のお話」です。

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