WSRより"もっと"愛をこめて〜第12回


「ナットの材質その3」

みなさん大変長らくお待たせをしました!
1年3ヶ月ぶりにコラムの再開です!


みなさん、大変お久しぶりです!
そして、あけましておめでとうございます。

なんと、1年3ヶ月ぶりのコラムの更新です。
その間にWSRは5年間いた池袋を離れ、渋谷に移ってきました!ここはリハスタとかライブハウスが多い割にはリペアショップが意外と少ないんですよね。そんな中でWSRが店舗を構えることによって、皆さんのお役に立てればと思っていますので、今後とも宜しくお願いします。
また、今年はWSRホームページの充実とコラムの毎月の更新を図っていきたいとも思っていますので、こちらのほうは、あまり期待しないで待っていてください(笑)。

今回も材質の話の続きです。

(1)ミカルタ

石や樹脂の粉末、紙、木、布などを積層させ、樹脂で固めたもの。使われている素材によって、ストーン・ミカルタ、キャンパス・ミカルタと区別されているようです。海外で作られているギターに恐らく最も多く使われている素材であることは間違いないと思うが、どの素材が使われているかは不明。音色は比較的ダークな感じがする。人工素材なので素材のばらつきはないが、非金属の素材としては、最も硬く、加工しづらいのが難点。仕上がりはその素材によって様々。


(2)デルリン

50年代のギブソンに使われていたことで有名な材質。デルリンというのは商品名で、ポリアセタールと言うのがこの素材の名前。硬いゴムというのが加工してみての印象で、素材としては非常に軟らかく、柔軟性のある素材。よって、弦が反発して鳴いてしまうようなことはまずない。というよりかは、テンションによって沈む感じ。音色としては余計な倍音のないやや暗めの音といった感じか。仕上がりは透き通った乳白色になる。

 
(3)タスク

人工象牙と名づけられている人工素材。メーカー側としてはサステイン、加工のしやすさ、音色感、見た目とどれをとってもバツグンの性能を持っているとしている。たしかに加工は非常に容易だが、美しく仕上げるのは容易ではないような気がする。また、各社のギターに合わせてある程度の形にあらかじめ成型されているのだが、かえって使いにくいかも。音色は樹脂系の素材としては明るく、粒立ちの荒い感じの音がする。仕上げは少し緑がかったアイボリーといった感じか。

次回も材質の話が続きます。

 

 

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