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お待たせ致しました!徹底解剖 第五弾!
今回は私、新井の大好きなギターの一つであるFender Jazzmasterです!
非常に思い入れのあるギターなのです。高校時代アルバイトに励みFender/JapanのJazzmasterをやっとの思いで手に入れ、宅録にライヴにと大活躍していた僕のトレードマーク的なギターなんです!
もっとも今現在は1本も手元にございませんが・・・。
ってなわけで始めましょう。

今回ご紹介する商品は、「Jazzmaster」です。

ジャズマスターは1958年に発表されたモデル(実際の開発は57年と思われます)で、
ストラトキャスターの上位機種にあたります。発表当初はピックアップカバーが黒く、ピックガードもアノダイズドガードと呼ばれるゴールドの金属製のピックガードが搭載されていました。
ピックアップはシングルコイルで、幅の広いギブソン社で言うP-90に近いルックスをしています。何とネックもメイプルの1Pが付いていたようです。加えてエボニ−指板の物も確認されています。ストラトキャスターと同様に648mmスケールでフローティングトレモロユニットという独自のトレモロユニットが特徴となります。


あまり気づきませんがストラトキャスターよりも若干大きめのヘッドストックなんです。煙のようなマークがなんとも愛らしいですね。残念ながら、煙のようなマークは60年代末ブラックロゴになる頃には無くなってしまうんですよ。今回ご紹介しているジャズマスタ−は61年製ですのでもちろんスパゲッティロゴが輝いていますね。ストラトキャスター同様にスパロゴの後にトランジション・ロゴになりその後ブラックロゴになります。 ペグもクルーソンのシングルラインが搭載され、スマートな印象がありますね。


メイプルにローズウッドをフラットに張りつけてある、通称「スラブ」です。ジャズマスターがローズウッドを使用した初のモデルでもあります。
スラブローズは、フェンダーのギター史の中でも特に人気の高い年代ということは皆さんご存知かと思いますが、改めて試奏してみますとミドルの音域が豊かでいて、ハイ、ローともにバランス良く配分された音色は人気があるのも頷けます。
ポジションマークはクレイドットと呼ばれる練り物を入れた、茶色がかったポジションマーカーです。これは64年までの仕様でプリCBSの証でもあります。
「やっぱフェンダーはクレイドットまでが最高だよなぁ・・・。」なんて声を良く耳にしますね。
オールドフェンダーファンはやはりプリCBSが好きなんですねぇ。


4点止めのプレ−トでしっかりと固定されたネックとボディは精度が高く、接地面もしっかりとしています。ジョイント部の隙間がほとんど無いことにご注目ください。精度の高い加工によって作り上げられた歴史的一品です。


オフセットウエストボディデザインと呼ばれる左右非対称のボディシェイプが採用されています。
このボディシェイプは後にジャズベースやジャガーにも採用されましたね。座っていても立っていても弾き易く、しかもコンフォートコンタードボディも採用されていますので体にフィットするという当時としては画期的なデザインだったのではないでしょうか!


前記に記した通り発売当初はアノダイズドガードでしたが、59年にはベッコウ柄ピックガードに仕様変更されています。本商品は仕様変更後のモデルとなり白、黒、白、ベッコウ柄の4プライとなります。この時期のベッコウ柄はとても雰囲気があり、いかにもヴィンテージ!といった趣でたまらないですね。。しかし不便な点もあります。どうしてもこの時期のピックガードは縮んでしまうんです・・・。したがってピックガードだけボディから外そうと思っても外れません。ピックアップも一緒に出さないと入らなくなってしまうんです(ToT)意外に分解の大変なギターでした。


通常のシングルコイルピックアップよりも大きく、サウンドも太いので間違えやすい所です。
2つのピックアップは逆巻き、逆磁極のハムキャンセル構造となっていますので、ノイズにも強くスタジオやライヴに大活躍間違い無しですね。



簡単にいってしまうと、マスタ−ヴォリューム、マスタートーン、ピックアップセレクター、プリセットヴォリューム&トーンです。このプリセットスイッチが解かりにくいですよね。
何かと言うとプリセットスイッチをオンにすると、フロントピックアップのみになります。そして任意に設定できるヴォリュ−ムとト−ンが設定できるのです。プリセットスイッチをオンにすると、マスターヴォリュームとトーンは動作致しません。どのように使えば良いのかというと、リズムをリアピックアップで弾いていてギターソロになったときに甘い音色にしたい!などというときには非常に役に立ちます。最近の若いユ−ザ−はプリセットをキャンセルして使っているという方が多いですが・・・。私個人的にはプリセットを通した甘い音色が好みだったりもします。

兄弟機種のジャガーと同じブリッジを使用しています。ムスタングのブリッジとは違い各弦の弦高設定が可能です。ア−ムを使用した時のチュ−ニングを安定させる為にブリッジ自体が前後に可動します。ジャガー、ムスタングも同様です。
しかし現在の10-46や09-42などという細いゲ−ジ用には設計されていませんのでテンションがたらず、弦落ち等の悪いイメージがついてしまってるのが現状ですね。
でも何故か50年代〜60年代初期(スラブ)ではしっかりした物が多く弦落ち等のトラブルは少ないんですよ!ぜひお試しください。

フローティングトレモロユニットと呼ばれるユニットで、ジャズマスターの独自設計(後にジャガーに搭載)です。上部についているボタンのようなパーツをスライドさせるとアームの機能をロックすることが可能です。しかも下部のビスでトレモロスプリングの硬さを設定できます。なんと高機能&多機能なっ!
やはりレオフェンダ−はシンクロだけでは満足していなかったのですね。



今回のジャズマスター解説いかがでしたでしょうか?

少しでもお客様のギター選びの参考にしていただけましたら光栄です。

本商品はブラウント−レックスケースが付属致します。スケールもストラトキャスターと同様にロングスケールですので違和感無く持ち替えが可能です。一度スラブのジャズマズターを体験してみてください!B級ギターのイメージは必ず変わるはずです・・・。

ではまた次回・・・



★私的おすすめギターと銘打って徹底解剖を行いました。
興味のある方はご覧になってみてください!
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