GIBSON ES-345TD '60 (CH) 店販売価格¥Sold
1958年より生産されているES-335Tの上位機種として、1959年より生産が開始されたモデルです。1983年の生産中止まで、長い間ブル−ズマンやロックギタリストに影ながら愛された一品です。今現在も同社のヒストリックコレクションとレギュラ−ラインでリイシュ−され、人気を博しています。そして59年の後期から60年にかけてチェリ−フィニッシュがラインナップに加わりました。(この初期のチェリ−カラ−は朱色に近い明るめの色味なのですよ。たまりませんなぁ。)この淡い朱色のボディ−カラ−は残念ながらこの時期だけの物で、この時期以降は少し濃い目の赤になってしまいます。



■ピックアップの王様パフです!

60年製造ですからピックアップはもちろん「PATENT APPLIED FOR」いわゆるパフです。パフピックアップは手付かずの状態が望ましいです。しかし345、355のステレオモデル(付属のYコ−ドを使用し、フロントピックアップとリアピックアップが別々に出力できるモデル)は、そのままモノラルに改造してしまうとピックアップの位相が逆になってしまいフェイズアウトしてしまいます。したがってピックアップのカバ−を外して、ボビンの下にあるマグネットを裏返し、磁極の向きを変えなければなりません。

この商品も上記のモノラルへの改造が施されていますので、ピックアップカバ−を取り外した跡がございます。まぁ、モノラルに改造をしないと使えませんから、逆に喜ぶべき改造と言えましょう。




■オリジナルに戻されたペグ

ヘッド周りでは、昔流行ったシャ−ラ−のM6を取り付けた跡がございますが、現在はオリジナルチュ−ナ−に戻されています。よって、ブッシュの跡は残ってしまっていますが・・・。




■本来はES-355用のピックガ−ド

通常ピックガ−ドは5プライのセルロイドロングガ−ドですが、何故か本商品には古い時代(恐らく同年代)の355用のベッコウロングガ−ドに交換されています。355用のベッコウガ−ドが付いたおかげで豪華なルックスになり雰囲気も抜群に向上しています。61年からのショ−トガ−ドとは雰囲気がぜんぜん違います!




■フラット&ワイドなネック

ネックシェイプは60年初期からの「フラット・アンド・ワイド」と呼ばれるナット部の幅が広く、厚みが薄いシェイプです。このネックシェイプは好き嫌いがはっきりと分かれます。お客様のお好みに合うかどうかはわかりません。 (手の小さい私にはピッタリなのですが)

インレイは345独特のダブル・パラレログラムと呼ばれる並行四辺形の物です。他にはES-175やES-350などに使用されていますね。




■ワイヤ−付きの2代目ABR-1

ブリッジはワイヤ−付きの古い時代のABR-1に交換されていますが、メッキが剥がれてオリジナルに近い雰囲気を醸し出しています。




■2つのネジ穴

オリジナルでストップテ−ルピ−スなのですがエンドピン付近に小さな穴が2箇所ございますので、何かを付けていた可能性があります。




■ディ−プジョイントです。

もちろんテノンは長くフロントピックアップの下まであるディ−プジョイント(ロングテノン)ですのでサスティ−ンや倍音は豊かです。




■6種類のサウンドの秘密

バリト−ンスイッチに関しては賛否両論ございますが私は大好きです!1〜6の異なったサウンドを持つこのスイッチは、悲しいかなスル−され335のようにされてしまっている物が多いのです。そんな中、本商品はモノラル改造のみでバリト−ンは生かされています。素晴らしいですな!






■いかがでしたでしょうか

ここまで長々と語らせていただきましたが、読んでくださった方有難うございます。そして、少しでも「欲しい」と感じていただけましたら幸いです。ご質問など、下記までお気軽にお尋ね下さい。



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