志茂ギター楽器フェアスペシャルモデル製作記
八王子市鑓水に工房を構える製作家、志茂崇弘(シモ タカヒロ)氏、個人製作家の中では、パイオニア的存在として多くのファンに支持されています! ハートマンギターズでも日頃から氏の作品を紹介しておりますが、今回開催される2014楽器フェアに合わせスペシャルな一本を!!という事でこれまで誰も観た事が無いであろう究極の逸品を手掛けて頂いております!! 着々と作業が進んでいる様子を少しずつこちらで紹介して参りますので、是非完成までお付き合いください!!

~プロローグ~



※以下画像クリックで拡大します。

遡る事2013年9月・・・オーダーミーティングを兼ねて工房を訪れた石河・・・ 志茂さんとスペシャルなハカランダ(ブラジリアンローズウッド)を一緒に選定しました!! ブラジルの古い豪邸を取り壊した際に家屋に使用されていた素晴らしいハカランダだそうです!!
楽器のデザイン、方向性についても色々お話させて頂きました! ラフ画のスケッチブックも拝見!!寝ていて突然アイデアが閃く時もあるそうですよ!!
製作中のギター&ウクレレとモールド(型)

これらの中から志茂さんらしいオリジナルボディシェイプと大まかな方向性を決めて時は流れたのです!
〜製作〜
時は来たり!!2014年楽器フェアに合わせスペシャルギターがその片鱗を表し始めました!

■サイド&バック
ラフカットされたスペシャルハカランダに独創的なブレイシングが接着されていきます。
ラフカットされたスペシャルハカランダに独創的なブレイシングが接着されていきます。
バック板完成!!一般的なアコギの構造とは全く異なる設計!!理由は後で解ります! ちなみにブレイス素材は、白い材がスプルース、橋渡しになっているのがマホガニーとカーボングラファイトのサンド素材です。
サイド板も出来上がり、モールド(木型)に仮当てで、はめ込まれました!!独創的な非対称シェイプ!!そして何やら筒型の物体が搭載されています!!そう!!これはバスレフ方式を採用しているんです!!
※バスレフ=BASS REFLEX スピーカーの一形式
バスレフの筒もハカランダです!
橋渡しされたブレイス部アップ!一般的な構造のアコギは、バック板はガッチリブレイスを張り、トップで得られた振動を跳ね返すように作られますが、この楽器はバック板も効率良く鳴らすような設計のなっているのが解ると思います!いわゆるデュアルサウンドボードという考え方ですね!!
■トップ
スペシャルハカランダに見合った素晴らしいトップ材を!!という事で志茂さんに用意して貰っていた超プレミアムジャーマンスプルース!! 某国内有力メーカーの工場長から譲り受けたという秘蔵ストックで、30数年前に日本に輸入された際に既にシーズニング期間20年以上経過していたという代物!! 大元の仕入れ先のドイツの材木商は、充分シーズニングされた材しか扱わないので、日本に来る前のシーズニング期間まで考えると一体何年物の材になるのか!?計り知れない魅力を持った極上材です!! ラフカットされたトップに既にお洒落なロゼットが嵌め込まれました!!
トップブレイスが接着されました!放射状に設置されたパターンとしゃもじ型のブリッジブレートからカーシャブレイスを応用しているのが解ります!! ブリッジプレートの形状は、インピーダンスマッチングブリッジという方式で 高音域と低音域で振動の伝わる早さが異なる点に着目して設計された形状ですね!
そしてトップもモールドに合わせられます! カーボンファイバーをサンドされた橋渡しブレイスが追加されましたね!
 

〜完成まで〜

ここまで観てきますと、一般的な構造とは全く異なる方向性からとにかく素材の良さを最大限活かすべく振動効率を出来るだけ引出すような手法で各パーツが構成されているように感じられますね!! 会場では、スペシャル素材とデュアルサウンドボード&バスレフ方式による異次元のサウンドがきっと聞ける事でしょう!! それではもうしばらく完成を心待ちにしましょう!!
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