〜 お知らせ 〜
スタッフ坂本は2007年7月21日付けで渋谷店に異動となりました。
ハートマンでは短い間でしたがお世話になりました!
・・・といってもハートマンスタッフが急用でいない時には臨時スタッフとして
駆けつけますので、見かけた時には声をかけていただけるとウレシイです!
今後も渋谷店ならびにハートマンをどうぞよろしくお願い致します。
税込販売価格¥
SOLD
ハートマンギターズ坂本です。
早いもので、もう5回目となりました!
またこのシェイプかよ! と、お思いの方もいるかと思いますが、今回はベースなので、ギターとはまた違った特集になっていますのでお付き合いいただけましたら幸いです。
第5回目はギブソン・サンダーバードの76年にスポットを当てていきたいと思います。
第1回目でファイアーバードの特集をしましたが、ベースでもこのリバースシェイプが好きなんです。やっぱり迫力があって非常にカッコ良いですね!ギタリストはファイアーバード、ベーシストはサンダーバードとバンドで組み合わせたら存在感は言う事なしです!
80年代に日本のパンクバンドにもこの組み合わせのバンドがいましたね。記憶にある方もいるのではないでしょうか?
私坂本もそのバンドの影響を非常に強く受けました。ハッキリ言ってボディもデカイしヘッドもデカイ!使い易いかと言われれば、決して使い易い楽器ではございません。ヘッドも落ちてきますしね・・・。
しかしその使いにくいがカッコ良い!そんな不器用な楽器を様々な視点から解説していきたいと思います。イメージが変わって興味を持っていただけたら嬉しく思います。それでは参りましょう!!
サンダーバード・シリーズは1963年にファイアーバード・シリーズと共に発表されました。
モデルとしては1ピックアップ仕様のサンダーバードU、2ピックアップ仕様のサンダーバードWとがあります。
ファイアーバード・シリーズと同じく、65年頃にはノンリバースシェイプへとモデルチェンジされ、オリジナルサンダーバード・リバースシェイプは約2年間と非常に短い期間の生産となります。今回ご紹介の商品は76年に建国記念モデルとしてファイヤーバードと共に再生産されたモデルです。
カラーバリエーションはホワイト、エボニー、ナチュラル、サンバーストと展開されていました。ピックアップはハムバッキングピックアップが2発搭載され、モデルとしてはサンダーバードWの仕様に非常に近い仕様となっております。それでは各部を見ながら解説していきます!
*右の写真にマウスカーソルを当てますと反対側から見た画像もご覧頂けます。
ネックはマホガニーとウォルナットによる9ピースのスルーネック構造です。ファイアーバード建国記念モデルは2ピースのスルーネック構造の採用だったのに対し、ベースでスケールが長いという事もあり強度的な対策でもあるのでしょう。
とは言ってもサンダーバードはネックグリップが比較的細めな上、あの特徴的な大きなヘッドですので、いくら9ピースネックであっても非常に折れやすいので取り回しは気を付けてくださいね。実際市場にもネックリペアの物が多いです・・・(泣)
ボディーはスルーネック材にウイング材を接着する事で成り立っています。この構造はファイアーバードと同様ですね。ボディーシェイプもオリジナルとの違いがあり、ボディーのR が小さくなり、低音弦側の肩が撫で肩になっています。オリジナルのシェイプはいかり肩になっているのです。
この事(シェイプの違い)については
特集1回目のファイアーバード特集
にて比較しているのでご覧ください。
ピックガードには建国記念モデルと一目で分かる赤、青2色のサンダーバードマークが描かれています。
76年モデルには鳥の中央に『 76 』と表記されています。この建国記念モデル、実は79年に約500本程再生産されているのです。鳥のマークも2色で描かれていて、パッと見ただけでは区別がつきにくいのですが、鳥の中央に『 76 』と表記されていない2色のマークであれば79年と判断できます。もちろんシリアルナンバーでの判断もできますが・・・。あくまでもパッと見た時の判断方法です。
ピックガードを取り外してみると、なにやらザグリがあり、蓋の様な物がはまっているのが確認出来ます。
この蓋を外してみると・・・。
普通にフロントピックアップの配線の通り道のザグリでした。フロントピックアップの配線はリアピックアップを抜けてコントロールザグリに行くのかと思いきや、ピックガードの下を抜けて行くんですね。ファイアーバードはピックガードにトグルSWがあるので分かりますが。少し不思議に感じます(笑)単にドリル刃が入らないからだと思われますが・・・。
ピックアップにはハムバッキング・ピックアップが2発搭載されています。ピックアップの高さ調整は3本のビスによって調整が可能です。
通常のピックアップサイドの2本のビスで高さが調整出来、真ん中のビスによって角度の調整が可能です。
この真ん中のビスを調整すれば、弦に対して平行に設定ができるので、非常に細かいピックアップ設定が可能です。
ピックアップをボディーから取り外した画像です。
エスカッションは固定の役目に一役かってはいるのですが、基本的にはダミーですね。グレッチの様です。ピックアップは下のプレートにビスで留められており、そのプレートがザグリの端に引っ掛けられているという構造になっています。
コントロールは2ヴォリューム、1トーンとシンプルなコントロールになります。ポットのデイティングは3つともCTS社の76年の30週となってオリジナル度も高いですね。コンデンサーの容量は0.047μFです 。
ブリッジ部の画像です。
3点支持のブリッジが搭載されています。
現行のモデルと同じですね。オリジナルサンダーバードにはベース用のチューンOマチック・ブリッジが採用されており、ブリッジとテールピースが分かれた物でした。
さて、本商品に採用されています3点ブリッジですが、先程のピックアップと同様にサイドの2本のスタッドで弦高を調整し、中央のスタッドで角度を調整するという構造になっています。オクターブ調整もバッチリ設定できます。
参考までに・・・ハートマンギターズ在庫のThunderbird U'64のブリッジ画像です。
ブリッジ前にあるのはミュートです。
いかがでしたでしょうか?
ピックアップフェンス、ブリッジフェンスもしっかりと付属した
非常にコンディションの良い一本!!
ナチュラルフィニッシュと一見地味に感じるかもしれませんが、
その分使い込んでいった時の雰囲気はかなりカッコ良いものになるでしょう!
今までサンダーバードを使用した事がない方は始めは
バランス面での違和感を感じるかもしれませんが、使っていくうちに慣れていき、
そのバランスに病み付きになりますよ。
現在の新品ラインナップではパーツがすべてブラックパーツになっています。
本商品はクロームパーツですので、現行品とは一味違うルックスとなっているのも魅力の一つですね。
この特集を見て興味を持っていただけたら嬉しく思います。
お電話、メールでのお問い合わせお待ちしています。
担当/坂本までお気軽にどうぞ!
坂本特集 全6回はコチラ
■ 坂本のトコトンお勉強 第1回
■ 坂本のトコトンお勉強 第2回
■ 坂本のトコトンお勉強 第3回
■ 坂本のトコトンお勉強 第4回
■ 坂本のトコトンお勉強 第5回
■ 坂本のトコトンお勉強 第6回
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